実は今年の2月頃、自分にご褒美を仕込んでいました。

昨年から今年に掛けて職場関連でちょっと色々あって(職場の子たちはなんの変化も感じていない筈ですが)私だけメチャメチャ忙しく悩ましく働いていたんです。

 

そんななか、なんとなく目処が立ってきたグッドなタイミングでご褒美が降臨しました。

 

そう永代製作所さんです!

*現在は要予約となっています。

 

昨年は、かみさんのスニーカーしかオーダーできませんでした。

 

今年は仕事関連の取引先の方と一緒にオーダーに伺いました。

・彼は定番のグリーンヌメのスニーカー

・私は(永代式)グッドイヤーウェルトのスニーカーをオーダーしました。

 

永代式グッドイヤーウェルトの詳しい解説はこちら

 

今回もコンビシューズをオーダーしました!

地味ですが攻めた色の組み合わせですw グラサン

 

これ!

 

う~ん、かっこいい・・・ 照れ

今回は、ネイビーとダークブラウンのコンビです。

あまり見ない組み合わせだと思います。

 

アッパーはどちらの色もアノネイ社製

・ダークブラウンは8年程前のラスティカーフとのことです。

細かなシボが美しいフルグレインレザー、アニリン染め

しっとりとした革質で柔らかく本当に素敵です。

 

・ネイビーも同じく8年程前のボカルーです。

現在のものより色合いが少しグリーンっぽいニュアンスがあります。

黒っぽい現行のネイビーと比べると色も薄く絶妙な色合いです。

 

現行のネイビーはこれ

RENDOさんのUチップ、アノネイのボカルーでオーダーしました。(新品時の画像です)

 

このネイビーはエイジングが楽しめそうですね。

 

話は変わりますが、

レッドウィングさんのYouTubeで見たのですが、現在の皮革は昔に比べて、より自然に放牧されて育つのでどうしても傷が多くなってしまうと仰っていました。

宮澤社長に教えていただいたのですが、昔は倫理的に問題がある方法も使って牛を育成していたこともあるようです。

他にも教えていただいたのですが、昔も今も良い皮革だとしても血筋やトラはあるそうです。

特に繊細な皮革ほどそういったものが目立つので、昔はその皮革を数年寝かせることによって落ち着ちつかせて目立たなくしていたそうです。

現在は直ぐに出荷してしまうことが多くなったそうなので、昔の方が良かったといわれるのはそれも関係しているかも知れないですね。

昔は保管庫に寝かせながら、定期的に出して表面をブラッシング?して整えていたそうです。

(いまもやっているところは勿論あると思います。)

マイクロファイバーがいいと教えて下さいました。

なるほど!ウイスキーと同じだ、熟成させるんですね!

 

 

ソールの仕様は前回と同様シャークソールにしました。

 

出し縫いのピッチも細かめでいい雰囲気です。

今回はハトメを無くして、ウェルトは平ウェルトにしました。

スニーカーと同じラストなのですが、とてもシャープでエレガントに感じます。

 

前回オーダーしたグッドイヤーウェルトのスニーカーと比較してみました。

左がレール(スプリット)ウェルトなので迫力を感じますが、それ以上に右は上品な印象です。

 

私の不恰好な足の形のせいだと思うのですが、今回のオーダーで要望をひとつお伝えしたところ、それを改善するために微妙にパターン(型紙)を変えてくださいました。

その要望とは

左の靴を見るとよく分かりますが、羽根の根元に圧迫された痕が付いています。

これがどうしても気になったので(人間が小さい!ww)付かないように出来ないかと相談したところ、パターンだけでなくステッチの位置も調整してくださいました。

 

比較してみて初めて分かりましたが、羽根の位置も少し前に来ているようです。

左はホーウィンのオイルドレザー(名前の無いサンプルレザー)

右はアノネイのラスティカーフとボカルー(ドレスシューズのレザー)

なので、革の厚みの違いも影響してシャープな印象を受けるのかも知れませんね。

 

なんとなくヨーロッパっぽい雰囲気になったと思っています。てへぺろ

 

今回のネイビー×ダークブラウン、配色の元ネタはこれです。

グレンドロナック18年

シェリー樽由来の色合いの濃いシングルモルトです。

このダークブラウンとネイビーのラベルの組み合わせがカッコよかったのでパクリましたw

が、並べるとかなり色合いは違いますね・・・笑

 

因みに・・・

2018年のWHISKY MAGAZINで、ブラウン・フォーマン社でブランドアンバサダーを務めるクレイグ・ジョンストン氏がこんなコメントを残しています。

「グレンドロナック蒸溜所は、1996年から2002年の間に生産を停止していました。今は2018年なので、18年前も21年前もグレンドロナックの休止期間にあたります。つまり今年発売されるグレンドロナック18年もグレンドロナック21年も、実際には少なくとも23年以上前に蒸溜された長期熟成原酒だけを使用していることになるんです。ちょっとお得な感じですよね」

 

 

一応これも上記コメントに当てはまる2019年ものです。

(試験蒸留している可能性もあるので、眉唾らしいんですけどねw)

 

脱線しましたw

実は青系のシューレースも準備してもらったのですが、イマイチしっくり来ませんでした。

もう少し濃い目のものも用意していただいたのですが・・・

・・・なんだかよく分からなくなってきたww

 

右のダークブラウンが一番良さそうですね。

かなり攻めたコンビなのでシューレースの色合わせは難しいですが、ワタクシ的にはとても満足しています!照れ

 

 

 

 

パンツの色によってはこんなのもアリかも・・・

チノパンとか・・・

 

おおっ!?意外に合う・・・

これ、いいかも知れないですね!