シニアセンターにランチに来ているが、先週のうちに予約をしていなかったので、外でスタンバイしている。


以前は予約なしに入れたのだが、だんだんルールが厳しくなってきたようだ。サービスを利用する人が増える一方で、予算が限られているのだろう。


台湾出身のジュディが「YMCAでズンバを1時間踊ってきた」と言って入ってきた。クラスは、高齢者は無料で、参加者は約30人。男性も数人いるそうだ。


コロンビア人のシーザーが「アースクエイク、アースクエイク(地震、地震)」と声を掛けてきた。韓国人のチャンが「地震で家族は大丈夫?」と聞いてきた。先日の熊本大地震が世界中で報道されているようだ。


マグニチュード7というのはインパクトが大きい。隣のイラン人の女性は「ロサンゼルスもそろそろ大地震が来るかもしれないね」と神妙な表情だ。


チケットを無事受け取り、ミートローフ、ビーンサラダ、コーン、ライスとメロンの昼食をいただいた後、図書館へ。


トイレでメキシコ人のホゼが「Hora Japones, mucho dinero? (やあ日本人、稼いでるか?)」と聞くので、「景気が悪い」をスペイン語で何と言うか聞くと「Economia es muy despacio (エコノミアエスムイデスパシオ)」だと教えてくれた。


図書館では、隣の席に“コミュニケーションの達人”マイクが座り「Collision of the Earth (地球の衝突)」という本を黄色いラインを引きまくりながら読んでいる。山の頂上で貝殻の化石が見つかった話だそうだ。


テキサスからカリフォルニアに戻ってきて、3年4ヶ月。同時期に会社を退職したので、「地元コミュニティーに友人を作ろう」と思った。


軽い挨拶をする程度の友人が増えて、僕自身もエネルギーをもらっていると思う。


逆に、アメリカに来て30年以上も経つのに、今まで自宅と会社の往復ばかりで、地元コミュニティーに友人がほとんどいなかったことを、奇妙に感じる。


同僚の大半が日本人だった時代は、言わば準日本社会。退職して地元に根を張りつつある今が本当の「アメリカ社会デビュー」のような気がする。