丹羽宇一郎「習近平の大問題」(東洋経済新報社・1500円+税) | 野球少年のひとりごと

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また、父・洋画家「仲村一男」の作品を毎日紹介しています。

午後から、昨日につづき関西学生野球連盟6大学野球の母校と近大の第2回戦をスカパーで観戦する。ゲームは、初回の母校の攻撃1死後、2番森内くん(2年、福井工大福井)が右中間を破る2塁打で出塁。続く3番下井田くん(3年、報徳学園)のレフト前ヒットで1塁3塁。4番富山くん(4年、大阪偕成)の3塁ゴロで3塁ランナーがホームを突くもアウトで2死。2死1塁2塁に変わるも、昨日も2安打と好調の5番久保田くん(4年、明秀日立)のライト前ヒットで2塁ランナーが還り1点先取。2回の母校の攻撃、先頭の7番越川くん(4年、串本古座)がセンター前ヒットで出塁。続く渡邊くん(2年、報徳学園)の送りバントで1死2塁に、9番足立くん(3年、社)も1、2塁間を抜くヒットで続き1死1塁3塁で、1番藤原くん(4年、佐久長聖)の1塁線ドラッグバントで3塁ランナーが還り2対0とリードを拡げる。その裏、先発の足立くんがつかまり2点を献上で、2-2の同点と振り出しに戻る。その足立くんは5回を4安打、与四死球0、奪三振4、失点2(自責点1)でマウンドを荒谷くん(3年、佐賀北)に譲る。6回の母校の攻撃、先頭の6番山田くん(3年、関大北陽)3塁線を破る2塁打で出塁。1死後、8番渡邊くんが四球を選び、1塁2塁、足立くんに代わる代打久保くん(1年、高松商)の打席、相手ピッチャーのボークでランナーがそれぞれ進塁し2塁3塁。久保くんのライトへの犠牲フライで逆転。1番藤原くんのレフトへの浅いフライをレフトが目測を誤り後逸、1点を追加し4-2とリードを拡げる。6回から登板の荒谷くん、3回を被安打2、与四死球0、失点0で最終回をエース金丸くん(4年、神港橘)に託すも、本調子ではなく2死満塁まで粘られるが最後は三振でゲームセット。ドラフト1位候補の金丸くんの今季初登板に注目が集まったが、1回を被安打2、与四死球1、奪三振2。高めに浮くボールが何球か見られたほど、コントロールがたいへんいい金丸くんにとって、本来の調子にはほど遠い出来。とりあえず今日勝って1勝1敗とし、決着は明日に持ち越される。なお、久保くんは昨日の代打でのリーグ戦初出場につづき、2打席目での犠打初得点。同じく、昨日が初登板の羽藤くん(明石商)、百合澤くん(島根開星)とも1年生であり揃って、将来の野球部を背負ってゆくものと期待がかかる。

 

本の話である。今日もアマゾンから荷物があって開封すると、丹羽宇一郎「習近平の大問題」(東洋経済新報社・1500円+税)、「民主化する中国(習近平がいま本当に考えていること)」(講談社文庫・660円+税)の2冊が現われる。伊藤忠商事の社長、会長を務めて後に、民間人としてははじめて中国大使を務めた丹羽宇一郎が、習近平や中国のことについてどのように語っているのか大いに興味がある。

 

「習近平の大問題」 不毛な議論は終った。現実を知らずに嫌中を叫ぶな。中国のいまを知るビジネスマン、政治家、専門家に聞いてわかった、メディアが伝えない真実! 元中国大使、国際ビジネスマンが日本の未来のために書いた中国論。

 習近平は本気で覇権を求めているのか?/中国共産党の一党独裁は続くのか?/日中貿易は10年前と何が変わっているのか?/米中貿易摩擦は今後どうなるのか? いま中国で起きていること、これから起こることを中国をよく知る元大使が感情論抜きに大胆に語る!

 

   

 

「民主化する中国(習近平がいま本当に考えていること)」 中国の変化に着目せよ!習近平をよく知る元中国大使が明かす、真の姿!中国の未来、今はかの国が嫌いな日本のとるべき態度とは。 日中正常化50周年

 中国国家主席として君臨している習近平は本当に独裁主義、覇権主義なのか。共産党の支配はどこまでも続くのか。中国漁船衝突事件や尖閣諸島問題尖鋭化のさなかに中国大使を務めた著者が、ゼロコロナ政策から最新の台湾情勢まで含めて読み解く、中国の未来、巨大化した中国と、日本はどう向き合うべきなのか。

 「台湾統一は習近平の夢」は日米の読み違え/日米中の関係は異なる複数の視点から見よ/実物の習近平の印象/中国共産党はホールディング・カンパニー/ペンは剣より強いがパンはペンよりも強い/米中戦争は本当に起きるのか/中国が嫌いな日本人の本音と中国国民の意識/中国は世界不況の震源地となるか ほか(目次より)

 

   

 

フランスで描いた水彩によるスケッチから

 

「洋画家 仲村一男」のホームページ

  http://www.nakamura-kazuo.jp/