堤未果「株式会社アメリカの日本解体計画」(経営科学出版・980円+税) | 野球少年のひとりごと

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また、父・洋画家「仲村一男」の作品を毎日紹介しています。

今日は、周回路を隔ててわが家の裏庭に面する小学校の運動会で、行き交う(学年別の3部制で)父母、祖父母で賑わっている。祖父母の多くは当地に住んでいなくて、孫の活躍するのを見るために様々な地域から集まって来ている。運動会は午前中で終ったので、以前のように校庭で家族揃って弁当を広げるようなシーンはなく、そういう意味では、コロナ禍ではじまった変則スタイルでの運動会がまだ続いているようだ。まあ、祖父母の来場が認められたぶん少しだけマシになったといえるが。わが家も、隣に住む次男夫婦一家のところも、それぞれ中学1年(双子の)の女子、3年の男子、高校3年の男子と成長し、小学校との縁は切れた。

 

本の話である。今日アマゾンから届いたのは、このところ集中して読んでいる、堤未果「株式会社アメリカの日本解体計画」(経営科学出版・980円+税)である。刊行年は2021年。

 

「株式会社アメリカの日本解体計画」 「お金」と「人事」で世界が見える。20万部突破のベストセラー「日本が売られる」著者が、衝撃の告発! ウォール街から竹中平蔵氏に届いた1通の手紙とは?

 日本人が古くから育んできた、頭の中にある私たちの知恵、「お互いさま」という精神性こそ、ウォール街が一番怖がっているものです。どこまでも自分自身と深く向き合う、崇高な文化や伝統、いのちに優劣はなく、人間もまた万物の一部であるとするアニミズムの思想……そういうものが、彼らの計画を脅かすのはなぜでしょう?

 それは絶対にお金で買えないからです。日本にはお金で買えない知恵がある、日本人はお金で買えない精神性を持っている。日本が持つこうした宝の数々は、どれだけお金を積んでも、決して買えません。だから、日本が狙われるのです。

 巨額のお金が動くところ、アメリカの民間金融企業の影がある!

 ●小泉政権による郵政民営化達成の裏で、なぜ、アメリカの民間金融企業の人物から、竹中平

  蔵氏に細かく指示が送られていたのか?

 ●なぜ、日本人の大事な年金を運用するGPIFは、世界の流れに逆行して株式保有率の上限

  を撤廃し、運用委託先にアメリカの民間金融企業を中心に据えたのか?

 ●アメリカの民間金融企業日本法人の元副社長が、なぜ、ゆうちょ銀行の副社長に就任し、今

  度はソフトバンクの副社長を務めているのか?

 ●世界中で使用禁止が相次いでいるモンサント社の危険な除草剤が、なぜ、日本では大っぴら

  に流通しているのか?

 

   

 

スペイン、イタリー、フランスで描いた水彩によるスケッチから

「洋画家 仲村一男」のホームページ

 http://www.nakamura-kazuo.jp/