(再録)スペインのカンポ・デ・クリプターナで | 野球少年のひとりごと

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また、父・洋画家「仲村一男」の作品を毎日紹介しています。

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(再録・2006.7.2既出)

セルバンテスの小説「ドン・キホーテ」の舞台となったスペインの風車の町「カンポ・デ・クリプターナ」で、スケッチする場所を求めて歩いているところのようです。後ろに見えるのは、ドン・キホーテが闘いを挑んだ風車でしょうか?もともと長身で抜群にスタイルのいい父ですが、大層お洒落でいいものをわりとラフに着ていました。トックリのセーターが好きで、いつも朱色などの原色のものを着こなしていて、鳥打帽をかぶっているとただものではない感じでした。それといつもタバコを吸っていて(途切れることのないほどの、大変なヘビー・スモーカーでした)このときも右手にタバコを持っています。あらためて掲載しますが、最初に渡欧したときも20万円ほどもする(当時、ドル持ち出し制限が500ドルでしかも1ドルが360円の時代、父は留学特別枠で2000ドルと円をかなり隠し持って行ったようです)バーバリーのホワイトの皮のコートを買って現地で羽織っていました。着道楽でもありました。


「洋画家 仲村一男」のホームページ
  http://www.nakamura-kazuo.jp/