(再録・2021.9.15既出)
涼しくなってきたこともあり二日続きで庭に出て、今日は1時間半ほど玄関横のオリーブ(5メートル近くある)の枝を脚立に乗りカットする。夕方近くに、叔父の遺産相続手続に関しての書面を送るべくポストまで出かけたついでに、40分ほどウォーキングをする。帰宅すると、アマゾンから竹内 洋 「清水幾太郎の覇権と忘却(メディアと知識人)」(中公文庫・1100円+税)が届いている。集中的に読もうと考えている、竹内 洋の著作がこの数日立て続けに届いている。いずれ読了後にあらためて
竹内 洋 「清水幾太郎の覇権と忘却(メディアと知識人)」 現在にも通底するメディア支配の戦略を読み解く
戦後、圧倒的な支持を受け、大きな影響力を持ちながら、急速に忘れられた思想家・清水幾太郎。彼を成功させ、後に凋落をもたらした「戦略」とは何だったのか。「正系」知識人に挑戦しつづけた清水のラジカリズムを丁寧に読み解き、彼がなぜあのような軌跡をたどったのか、現在にも通じるメディア知識人の姿を明らかにする。
(目次) 序章 メディア知識人の原型
1章 インテリになりたい
2章 断たれた東大教授への道
3章 迎合・抵抗・差異化
4章 スターダムに
5章 スランプ・陶酔・幻滅
6章 アラーミストに
終章 覇権と忘却
写真は、東山で撮影する。