これは結構おもしろかったです。私の大好きな香川照之が出てるし♪

オダギリジョーも出てるし。


オダギリジョーはどっちかっていうとミニシアター系の映画が好きなのかな?浅野忠信もそうだったなぁ。


昔のミニシアター系の映画は訳わかんないの多かったけど、最近はそうでもないような気がする。


それは映画がそうなっていったのか、私が大人(?)になったのか・・・・・。




えー、これは西川美和という若手女性監督が撮った映画です。



都会でカメラマンとして華やかな生活をしている弟と、実家で家業のガソリンスタンドを継いで親と暮らしている兄。



ある日、母の法事で弟が実家に帰ったことから物語は始まります。




幼馴染の智恵子にほのかな恋心をよせていた兄に気付いた弟は、わざと智恵子に近づきヤッちゃいます。でも、智恵子が自分に未だ好意をよせていることに気付いちゃった弟は、智恵子に冷たくするのです。



兄が気に入ってるのを分かってて近づいて、自分のこと好きだって思った途端に離れるなんて、すげーヤなヤツだけど、なんか妙にリアル。「いるいる、こういうヤツ」って感じで。




で、事件は起こります。



兄と弟と智恵子とで、吊り橋のあるところにドライブに行きます。そして智恵子をうざく思っていた弟は、智恵子を避けて一人で撮影にいきますが(カメラマンだから)、その後をついていく智恵子。それをあせって追おうとする兄。




そして、智恵子は吊り橋から転落し、死亡。




兄が逮捕されるのです。




智恵子が、都会でチャラい生活をしている弟の方を、田舎で実直な生活をしている兄より好きになるのは仕方ないと思う反面、幸せにしてもらえるのは兄の方なのに、と思ったり。



そもそもこの話は、智恵子が分別のある大人の女ならば、起こり得なかった事件だと思うし。って言ったら元も子もないけど(笑)!




でも、智恵子が弟を追って吊り橋を渡ろうとした時に、兄が「危ないよ!」って近づいて来た時に一瞬感じる嫌悪感。そして「来ないで!(だっけな?)」って言ってしまうところ。めちゃくちゃ共感。




そういうことないですか?好きじゃないのに好意を寄せられてることに対して感じてしまうイヤな気持ち。黒っぽい感情。きっと色で例えると汚い色だと思うけど。




なんかイライラするっていうか、ものすごくその人を嫌いになる瞬間があるんですよね。そんな感情が出て来た時に、腕なんか掴まれようものなら、反射的に振り払ってしまうと思う。





そんな彼女の些細な感情から、二人の兄弟の明暗が分かれていくのです。女って恐いね。




派手な弟が抱くコンプレックスと、地味な兄が抱くコンプレックス。お互いがお互いに対して抱いている、どす黒い感情。血の繋がりがあるからこそ、ややこしい。




兄の裁判が始まり、そこから兄弟の確執というか、お互いの“想い”が錯綜するんですけども。そして最後は弟が兄を・・・・・って感じなんですけど。



ここから先はネタバレっちゃうので書かないけど(てかはっきり覚えてなかったりして)、とにかく香川照之の演技が素晴らしくって。彼は名俳優ですね。さすが東大卒!(←関係ない?)さすが浜木綿子の息子!(←大好きだった。しぶい?) オダギリジョーもカッコよかった。ホント。




兄弟の確執っていうのは、私にはちょっとよく分からないんだけれども(年の離れた兄しかいないから)、男同士っていうのは、よきにつけ悪きにつけ、難しいのかもしれませんね。父と息子、とかね。まぁ姉妹、とか母と娘も同じなのかもしれないけど。




兄弟間のストーリーなんですが、私は地味に事件の発端になった智恵子という女性が気になった、という話です。異性の問題は、どんなに仲の良い兄弟(姉妹)でも友達でも、簡単に仲が壊れますからね。



親友になれる第一条件は、『異性の趣味が違うこと』 これにつきますよ(;^_^A



とにかく、なんか視点が違っててすいません、ですが、もし観てない方がいたらどうぞ。若い映画監督の作品はたくさん観てあげるべきだと思うし。それが面白いか面白くないかを論じてあげることも、邦画の発展に繋がるのだ!と思います。(何故か上から目線・・・・・でも、私にとって女性監督っていうのも応援度があがるので)




なんか変な感想文ですいません。。。。。




☆☆☆☆!!!!









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