退屈しのぎ-鬼が来た!



これは2000年の映画なんですけど。

ずっと観たくて観たくて、やっと観ました(と言っても観たのは2年前)。



白黒の映画です。


中国人の監督が撮った映画で、第二次世界大戦末期の中国で、

ある田舎の村にある日、『私』と名乗る者が麻袋を二つ、村人に預けます。



その麻袋に入っていたのが、日本軍の兵士とその通訳でした。

日本兵は囚われの身となったことを恥じて「殺せ!」とわめきます。


ただ、村人たちは『私』と日本軍が恐くて、どうしたらいいかわからず、

とりあえずかくまうのです。



言葉が通じない為、日本兵が中国人へ悪口雑言をつくしても、

通訳が別の言葉に直して伝えたり。



そのやりとりが滑稽で、戦時中のほのぼのとしたひと時を感じたりします。




しかし、戦火はますますひどくなり、ある日とうとう日本兵は、

世話になった村人たちに、軍に戻り上官に食料を進呈する、

とまで言うのですが・・・・・・。



ここから先はネタバレになっちゃうのであえて書きませんが、

ラスト30分、“驚愕”です。衝撃でした。



話変わりますけど、日本軍の上官役の男の人が超イケメンでした。

びつくり目



香川照之って、すごい役者さんですね。

なんかもう、恐かった。戦時中の狂気みたいなものを、

演じ切ってた感じ。上から目線だけど。



日本人として見て、なんかフェアな感じがしました。

中国人の監督が撮った映画だし、どうせ日本批判かなぁと思ったけど、

そうでもないんですよね。



第二次世界大戦末期は、日本は狂ってたかもしれない。

でも終戦直後の中国も狂ってたかもしれない。


あの戦争自体が狂ってたのかもしれない・・・・・・。



なんか観終わった後、「うーーーーん」と唸る作品でした。



これだけ言っちゃうけど、ずーっと白黒で、ラスト、ホントの最後、

カラーになるとこあるんですよ。

びびる。画面にも。色にも。内容にも、ね。



という訳で星☆☆☆☆☆!!!!!