夏の浜辺に降り注ぐ太陽

 

熱く焼けた白い砂浜

 

ビーチパラソルの下で寝そべるビキニ姿の私

 

 

「ネェお姉さん 俺たちと楽しいことしようよ」

 

チャラい男達がニヤニヤしながら私をナンパに誘って来る

 

「あんた達のような男に興味はないの!」

 

無視を決めつけて顔を背ける

 

「そんなこと言わないでさあ」

 

いなり腕を掴まれ私は男達の輪の中に放り込まれた

 

身動きも出来ないまま目隠しをされ

 

硬い棒のようなモノを握らされる

 

男達の笑い声が歓声に変わり

 

夏のビーチに響きわたる

 

 

「ちょっと! こんなことをして私をどうするつもりなの!?」

 

男達は有無も言わさず

 

先を競うように砂にまみれた手で私を次々と回していく

 

「待って・・・やめて・・・もう立っていられない・・・」

 

激しく回される私の姿に

 

男達の声は更に大きくなる

 

 

どれだけ男達に回されたのか

 

意識を失いかけた頃にやっと私は解放された

 

硬い棒のようなモノを握らされたまま

 

フラフラになりながら私はその場から逃げるように歩き出した

 

 

そんな私をまだからかうように

 

男達は手を叩きながら笑い合っている

 

フラフラになりながらも私はその声のする方へ

 

思いっきり硬い棒のようなモノを振り下ろした

 

鈍い手応えとともに

 

何かが砕けるような重く低い音が・・・

 

男達は何も言わず私の目隠しを外した

 

 

熱く焼けた白い砂浜に

 

赤く飛び散る無数の残骸

 

「やったの? 私がこの手でやったの?」

 

グッタリとその場にしゃがみ込む私の目に飛び込んで来たのは

 

無残にもグシャリと割れた

 

スイカの姿・・・

 

その後

 

男達と美味しくいただきました

 

 

 

※スイカはレジャーシートか何かの上に置いてやらないと砂まみれになるから気をつけてね! 

 

 

 

 

これも数年前に別垢で書いたエロポエムです。

 

満子

 

誤字脱字はご容赦ください。