小学生の頃は毎日朝はAMラジオが流れていました。最近、昔と同じ方の声に懐かしさと、なんとも落ち着いたテンポの中で朝支度をしております。



度々言葉のやりとりで気になる事があります。



『楽しかったー!』とか『すごい!』などの気持ちを話すアシスタントアナウンサーの方に



『何が楽しかったの?』


『どう思ったの?』


と尋ねます。



自分の考えや感じ方を言葉で引き出しているのかなぁ。。とかぼやっと考えながら聞いております。




『子供への声かけにもいいかもしれない!』




『言葉たらず』な言葉。絵文字やスタンプ。言わなくても伝えわる。ではなくて、『気持ちを伝えたり、再確認できるのでは。。』




なんとなくな気持ちではなく。そんな質問をする事で、相手の頭の中の整理なんかができるのではないかな。そして、好きな物がより好きなったり、自分の好きな事を相手に伝わるように話とコミュニケーションがとても楽しくなるように思います。




さすがベテランアナウンサーだなぁ。。ラジオなので聞いている方も、『すごい』では伝わらない。もちろん感情のこもった言葉は一言でも伝わることもありますが、一言添えるだけで相手に与える印象が変わったりするのが面白いです。




最近は次女が話をしている時に、最後まで聞くように心がけています。一生懸命話をしていますが、まだまだ点と点が結びついてない話方です。そこが可愛い所ではありますが、どのように文が変化していくのか見守るのも楽しみです。



どんな風に思ったのか、感じたのかを言葉にできる声かけをしていきたいなぁと朝支度をしながら思ってました。大人のお悩みを聞いていても、悩みに悩んでしまっておられる方もおられます。その悩みの根源を探ると、解決策が見えてきたり、周囲の応援やアドバイスを受けやすくなり、前に進めるヒントと出会いやすいと感じます。大人も子供も同じ。「考えるクセ」「表面ではなく、その奥を想像するチカラ」をつける事は周囲の意見や情報に流されない事に繋がるように思います。




その為にできる事。こちらが行動を先読みして言うのではなく、自分の言葉で言えるようになって欲しい。




あまり聞きすぎるとうるさく思われる(笑)かもしれませんが、さらりと聞いてみようと思います!




コラムを書かせて頂くようになって、自分自身にも質問したりします。「何が嬉しいのかな?」「どうしてイライラしてるのかな?」その気持ちの奥にある本当の気持ちに気がついたり、相手や自分の不器用さを感じたりします。そうすると、自分や相手を許したり優しくなれたりします。子供にイライラしてしまう時にどうしてかな?と考えると、思い通りにいかない「何か」が見えてくるかもしれません。




自分の思い込みで自分を傷つけたりしていませんか?お手伝いしたい、何かしてあげたいと思っている方が周りにいるはずです。子供なら、ママのために何かしたいと考えていても何をしていいのかわからなかったり、上手くできなくて怒られたらどうしよう。。と思ってるかもしれません。お互いの気持ちを緩める糸口はあるように思います。



どんな時代になっても、人と人とのコミュニケーションは大切でないかなと思います。自分の心が満たされてないと誰かや何かで満たそうとします。その満たすものは、物ではなくて誰かに必要とされたり喜んでもらえたり役に立ったりを実感する事のように感じます。やはり人との関わりなしにはいられないのかなと思います。




子供の世界は大人の縮図です。意見がぶつかる事も嫌な気持ちや想いを共有する楽しさなど感じて欲しいです。親という砦がある時に子供にはコミュニケーションの場をたくさん持ち、考え・行動する事の繰り返しが将来独り立ちする時に役にたつのではないかと考えています。





親が考えたり、悩んだり、怒ったり、声かけしたりするのは子供が将来幸せになって欲しい気持ちから。忙しい毎日ですが、時々自分に聞いてみるのもいいかもしれません。



「どんな自分でいたいですか?」「子供にどんな大人になってほしいですか?」