夏休みに小学校で「姿勢とツボコミュニケーション」のお話をさせて頂きました。
子供の『姿勢』は気になりますよね。食べる時にちゃんとしなさい!なんて言われているご家庭もあることと思います。
どうして「姿勢よくなって欲しいですか?」
その、心は子供の為(外で恥ずかしくないように・食事のマナー・将来の為になど。。)
どうして姿勢よくなった方がいいのかな?
親の頭の中で正しい姿勢のイメージがありますか?そして、自分は良い姿勢でしょうか?
子供の目線を考えると、イメージが出来ないものをするのは難しい。。。でも怒られるから。。と思ってしているかもしれません。
子供達に『姿勢よくしてみてくださーい!』と言うと、見た感じ体が伸びたように見えます。『どこに意識したかな?』と聞くとみんな『背中!!!』との声。
そうなんです。背中を伸ばしても、肩に余分な力が入るとしんどいので継続できません。実は
骨盤(関元(かんげん)・・おヘソの指4本下)に意識する方が肩の力がぬきやすいです。
保護者のご質問に「言った時だけで、持続しないのをどうしたらいいのか?」とありました。
子供は「よい」「わるい」より「楽しい」「つまらない」で動いているのだとしたら、楽しい動機づけが大切だと考えます。「早く走れるようになりたい!」「かわいいくなりたい!」「サッカーが上手くなりたい!」
その目的の過程には体の軸や姿勢がとても大切で、その為にはここに意識するといいよ!こんな体操するといいよ!と目的の為にできる事をする事をアドバイスするといいかもしれません。また、子供は真似がとても上手なので、親が姿勢を正しくする試行錯誤を見せるのを見せるのもいいと思います。
本当の目的は『姿勢をよくする事』ではなくて、子供の体と心が健康になる事であると思っています。(姿勢の悪さはメンタルや集中力、ケガなどに繋がっているからです。)
姿勢だけだなく、お母さんの思い(イメージ)と子供の思い(イメージ)の違いがあると、分かってくれない・言う事聞かないなどイライラに繋がってしまいます。どちらも悪くありません。そのイメージを繋げるのが大切だと感じます。夏休みで子供達と一緒にいる時間も多いと思いますが、それぞれのイメージを話てみるのもいいかもしれません。その上で、どうしたらいいのか?どうするのか?を話してみると子供の違う一面に出会えるかもしれません。
年齢に応じて声かけは違ってくると思います。まだ話が通じないから、わからないからではなく先の為にできること。楽しみながら『できた!』を増やしていけたらいいですね!