私の娘は保育園に通っているのですが、朝登園する時に先生方が子供達の為に遊具を拭いたり、整備したりしてくださっています。
ある日前日に雨が降っていた為に水たまりが出来ていて、寒い中雑巾で水をとっては絞っておられました。
すると、登園してきた園児が『先生ー!なんで遊んでるの?』と言っていました。
親は「遊んでるんじゃないよ」と子供に言ってましたが、子供からしたら水たまりで遊びたいなと思ったのでしょう。
子供は楽しい事は喜んでするし楽しい所に寄っていきます。お母さんが今思ってるして欲しい、手伝って欲しい事を楽しそう=遊びのようにすれば喜んでするのではないかなと思います。
そう言えば、上の子が幼稚園の時にトイレ掃除を「トイレの神様」の歌を歌いながら「トイレを、掃除するとべっぴんさんになるんやで〜!お母さん美人になりたいからめっちゃ綺麗にしよ〜」と言ってると、「ずるいー!私もするー!」と言ってきたのを思い出しました。
床の拭き掃除をする時に手伝ってと言うより、「床拭き競争する人集合ー!」と遊びにしてしまえば手伝ってもらえるし、雑巾の絞り方などそれにまつわる事を教えるきっかけになります。なんでも、「◯◯大会」とか名前をつけてしまうのも面白いです。小学生の低学年位までは喜んで走って来ます。
子供に日常生活のいろんな事を教えたい、手伝って欲しい時に、「遊び」を取り入れてみてはどうでしょうか?
同じすらなら楽しい方がいい。これは私自身も思うし、子供にも言ってます。これからしたくない事や嫌な事もたくさんあると思うけれど、同じするなそれをどうしたら楽しくできるかに気持ちを変換する事って大事だな。そうすれば「好き」「楽しい」事がもっと増えます!
子供には小さいうちから経験値を増やしてあげたいと思っています。「してみる→どうしたら出来るか考える→できた!」の繰り返しなので、する回数を増やしてあげたいと思っております。
忙しいのに汚されたら嫌だな。手伝ってもらうと時間かかるし余計な仕事増えるな。。。と言う声も聞きます。体と心に余裕がないとできないよ!と思われる方もおられるし、実際そうであると思います。でも、心の奥の声はどうでしょうか?もっと楽しくしたい。お手伝いもさせてあげたい。と思っていませんか?
そうであるなら、自分の体調の整え方や子供との接し方など工夫しながら前を向いている方に話を聞いてみてもよし!できる事から始めてみるといいと思います。
大人も子供も『遊び』の心を忘れずにいたいなと感じました。きっと日常の中にたくさんあるはずです。。。