『隣の芝生は青い』と言いますが、他人の子供は賢く見えたり、隣の家族は良く見える事ってないですか?


特に今はSNSなどで、ライフスタイルをアップされたりするので、素敵だなと思う反面出来てない事やいろんな事に追われている自分に悲しくなったり。。。



本当はそうでもない事があって、みんな日々の暮らしを少しでも良くしたいと試行錯誤しているのだと感じます。



小さい頃は自分の家族の環境がほとんどで、狭い世界の中で過ごしているが、小学生中学年頃になると自分の家庭環境と周りの人の違いに気が付き始めたり、世界が少しづつ広がってきます。ある時、『どうして他のお母さんは働いてないの?』と言われた時がありました。お母さんが働いているものだと思っていたのが、そうでない人もいてるのだと知る時が来たりします。



子供の素直な言葉に心が痛くなったりする事もあります。親もしてあげたい気持ちと、できない現実に悩んだりしています。その上で、『いろんな家庭があるけれど、大切なのは家族仲良くする事。協力してもらえると嬉しいな!』と、自分の気持ちを伝えたりしました。子供でもちゃんと向き合うと気持ちは伝わります。



そう考えると、世界が広がるまでは子供にとって今の家庭環境が普通だと感じています。なのでお母さんが、他の家と比べてしてあげれていない事を申し訳なく思うより、今あるそれぞれの環境で子供や自分にとって思い出に残る日々の触れ合いを大切にしてみてもいいのかなと思います。



人と比べたり、人の目を気にしすぎると大きくなるにつれてとてもしんどい事が出てくるように思います。つい、兄弟や自分の子供と人の子供を比べてしまう事もあるかもしれませんが、『〇〇ちゃんすごいね!』より『〇〇ちゃんは〇〇がとても得意なんだね!』と具体的に褒めると言うより(相手を)認めるように声かけしたりましす。私自身もSNSなどで素敵な人やライフスタイルを見た時にも、こんな暮らしがしたいな〜と話したり少し出来ることを真似してみたりしよう!と子供に話たりします。



子供は親のいろんな反応を見ているなと感じます。何か悩みがあったり、マイナスな事があった時の対応の仕方なども。。。そう思って、ちゃんとしないと!と肩に力が入ってしまうのではなく、大人も嫌な気持ちになったり、落ち込んだり失敗したりするけど、その後今度はこうしてみよう!など、少し前向きな姿勢を見せるのもいいのかなと思います。



『大変かどうかは自分が決めるもの』『幸せかどうかを感じるのも自分』それぞれの家庭のペースで、いつか思い出して笑顔になる思い出を1つずつ増やしていけたらなと思っております。

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