I牧師に、ある犬のインスタグラムを教えていただき、毎朝、起床と同時にそのわんちゃんを見ています。なんとも言えない愛くるしさがあるワンちゃんです。髪型というのでしょうか。きれいにまん丸に整えられた髪型、とても短い足(わたしも人〔犬〕のことをいえませんが)。少しの段差をも降りられずに困ったような表情でたたずむ姿。本当にこのワンちゃにはいやされています。
わたしの実家でも犬を飼っていました。物心がついた時にいたのは「ちび」という雑種でした。わたしが幼かったでのあまり思い出はありません。確か毛がふさふさしていたような気がします。ちびがなくなってから、しばらく犬はいなかったのですが、わたしが小学生の時にうちにシェパードがやってきました。体は小さいのに足が太い。その姿がとても可愛かったのを覚えています。両親、弟二人の5人で朝早く起きて、山の中に散歩にいったことが思い出されます。当時は植林されたばかりの山だったのだと思います。今は、木が大きくなり、わたしたちが歩いた道は見えなくなってしまいました。犬の名前は「ルツ」。熱心なキリスト教徒の母親がつけた名前です。ルツは旧約聖書に登場する女性です。聖書カルタには「ルツはかわいいお嫁さん」などと書いてあったような気がします。とても賢い犬でした。わたしが中学生の時、木枯らしが吹くときに天に召されていきました。普段は、犬小屋で放し飼いにされていたのですが、その日は、家の中で横たわっていました。寒くなり、木枯らしが吹く頃になるとあの時のことを思い出します。あれ以来、うちでは犬を飼っていません。
聖書にも、シリアフェニキア生まれのギリシア人とイエスとの問答の中に「小犬」が登場します(マルコ7・24以下)。この時のイエスの受け答えが好きです。イエスは後に「神の子」と告白されるようになるのですが、一人の人間の言葉に立ち止まり、その人間の言葉に共感し、方向転換できる人間でもあったということがここには示されているように思われました。かたくなな凝り固まった人間にはなかなか難しいことですね。イエスのような柔軟さ、寛容さがほしいです。(牧O)