「怪盗ロワイヤル」アイテム詐欺多発、中傷も
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110105-00000729-yom-soci
こんなの、やってる(やってた?)人間からして見れば、起こるべくして起きた事件でしかないですね。
実際、Yahoo!オークションなどの外部オークションサイトで、アイテムなどが出回っていたことが原因。
携帯という身近なものに加え、年齢制限のない無料(と一応呼ばれている)ゲームが、事を大きくしています。
この怪盗ロワイヤル、分からない方に簡単に説明しますと、
・携帯ゲーム
・サイト上(モバゲータウンというサイト)で出来る、簡単なもの
・お宝を集めつつ、ミッションをこなしてレベルを上げていき、ボスキャラを倒していくのがゲームの趣旨
・お宝の集め方は、「ミッションを行なう」「バトルで他人から奪う」が主
・無料で始めることができる。
・有料でアイテムなどが存在し、アイテムを装備することで、強さを上げていくことができる
ゲームです。
そもそも、なぜ問題になったかというと、「プレゼント機能」が問題だからです。
プレゼント機能とは、他人に対して、アイテムやお宝をプレゼントするという機能です。
プレゼント機能が何故問題なのかというと、プレゼント機能自身が問題なのではなく、【プレゼント機能しか実装しなかった】ということが問題です。
機能として実装すべきものは、プレゼント機能以外に、トレード機能と売買機能を持たせる必要があります。
トレード機能は、アイテムやお宝を交換する機能。
売買機能は、相手が持っているアイテムやお宝を売買することが出来る機能。
トレード機能なら、双方が同時にアイテムを手放して得ることが出来るので、対等の立場になります。
また、売買機能は、モバゲー内にある【モバコイン機能】にて補完が可能です。
売買でなく、オークション形式でもいいでしょう。
つまり、問題となっている部分を、モバゲータウン内に設けるということです。
何故それをするのかというと、大事なことが、「公式の場があるということ」だからです。
公式の場を設けることで、金銭の移動パターンを最小限にすることができ、安全・安心にゲームを行なうことができるからです。
しかし、これはそのような機能を実装しなかった開発者側が完全に攻められるものでもありません。
なぜなら、このようなゲームは、怪盗ロワイヤルが先駆者といっていいほどの、新しいゲームだったからです。
なので、そのような事象が起こるということを推測することが難しく、最初から仕様に入れることが難しいからです。
私自身がこのようなアイデアを仕様にした時に、トレードや売買機能を盛り込む仕様を作れるかといわれれば、作らないような気がします。
なら、どこの責任になるんだ、といわれれば、別に責任を取るべき人間はいません。
個人のやり取りですから、個人が責任を持つべきでしょう。
それでも、会社側に責任を持たせるとして、強いてあげるのであれば、問題を問題と認識できなかった人物の責任でしょう。
早めに問題として認識して、開発に改修をさせる。
公式の場があれば、モバゲータウンを運営するDeNAは、「公式の場以外でのやり取りには責任を持ちません」でいいわけですから。
まあ難しいところではありますけど、DeNAには早くそのような場を作って欲しいですね。
ただでさえここ最近、DeNAやGREEは、独占禁止法やCMなどで問題視されているわけですから。
せっかくソーシャルアプリゲームといった土壌を、みすみすつぶすのも惜しいでしょう。
各社での対応を早急にすることが急務ですね。