てろてろ知らない所に行きたいな
一人ぼっちで歩いて
大きな木陰で雨宿りしたりしながら
風に揺られてどこまでもどこまでも
青い草の中を歩いて行きたいな
柔かな土の匂いがする丘まで
知らない所に行きたいな
嘘だよ
本当はね
ここに居たい 居たいんだ
僕は 間抜けな顔をしてるだろう
泣き虫で、弱虫で、おまけにへっぴり腰で、
てろてろおかしいね
僕より大きなこの街の固い道の上を
てろてろ自転車で、時々パンクもするよ
一日に、何回も何回も何回も、同じ道を通って、
夜には 泣きそうになっても
知らない所に行きたいな
一人ぼっちで歩いて
大きな木蔭で雨宿りしたりしながら
知らない所に行きたいな
嘘だよ
本当はね
ここに居たい ここに居たいんだ
本当にいつも誰よりも
君の事を想っているんだ
誰にも負けないくらい
君のそばに居たいんだ
街灯の灯りが 星の光を消しても
傾いた夕日は 本当に素晴らしかったよ
本当にいつも誰よりも
君の事を想っているんだ
本当にいつも誰よりも
君の事を想っているんだ
本当にいつも誰よりも
君の事を想っているんだ
誰にも負けないくらい
君のそばに居たいんだ
街灯の灯りが 星の光を消しても
僕より大きなこの街の固い道の上を
てろてろ自転車で、時々パンクもするけど
ここに居る 僕が 触れられるもの全部
君の 心の傷も 寂しさも 痛みも
全部分かち合い
愛してゆきたいんだ
いつの日か
