雲の時間が流れるやさしい生活。空に流れる白い雲。雲は悠久の時を生きる。地上の歴史のすべてを見てきた雲。コーヒーカップを片手に空を見上げる。安らぎの時間。

遠い草原の国に朝日の芽がめぶく。太陽のようにきらめく緑の芽。白い雲の下で草木の萌芽が生まれくる。草原の未来の緑になる。

草原の国の古い時代において、火の不思議が願いのランプを灯す。夜の暗いテントの中で燃えるランプに孤独な願いを込める。わたしのすべて。見つめる火が願いを叶えてくれる。

いつか心の深いところにある涙の源からありがとうの理解がやってくる。深いところから愛する人への想いが溢れくる。わたしの願い。