ある人が(今日も)言いました。
  


だって、出来ない… と。



だってだって
だってだって
だってだって
だってだって
だってだって
だってだって
だってだって




だって、したくない

だって、仕方ない

だって、諦めるしかない






はーい!みんなー

絵本が始まるよーおいでー\(^o^)/

↑え、なに急に驚



だってだってのおばあさん〙

あるところに98さいのおばあさんと5さいの男の子のねこが住んでいました。ねこは毎日、魚釣りに出掛けます。
「おばあちゃんも一緒にいこう」
と誘ってもおばあさんの返事はいつも
「だってわたしは98さいのおばあさんだもの
 98さいのおばあさんに魚釣りは似合わないわ」

ケーキを作っているおばあちゃんに、ねこは話しかけます。
「おばあちゃん、ケーキをつくるのじょうずだねぇ」
と、するとおばあさんは
「だってわたしはおばあさんだもの おばあさんはケーキをつくるのが上手なものよ」

今日はおばあさんの99さいのお誕生日です。
「ろうそくをかってきておくれ、99本、数えるのが大変だけどたのんだよ」
ねこは張り切って急いで買いにでかけます。


ケーキが上手く焼けた頃
ねこは泣きながら帰ってきました。あんまり急いだので94本のろうそくを川に落としてしまったのです。
すると、おばあさんは言います。
「5本だってないよりはましさ、5本だってないよりはましさ」


お誕生日のパーティが始まりました。
「ケーキにろうそくをたてておくれ、5本きれいにね」
「おばあちゃん、ろうそくを数えてね」
「1さい、2さい、3さい、4さい、5さい」
「5さいのお誕生日おめでとう!」


次の日、いつものようにねこは魚釣りに出掛けます。
「おばあちゃんも一緒にいこう」
と誘うと
「だってわたしは5さいだもの、5さいは元気に魚釣りにいかなくちゃ」
と、5さいのねこと同じことをして遊びます。


ねこは少しだけ心配になって聞きました。
「5さいになってもケーキ上手にやける?」


おしまい






小学校で習う

教科書に載っている物語だそうです。

だいぶ端折っていますが

大体、こんな感じだったような
↑え、テキトーなの笑




この物語に

託されたメッセージを考えると



だってだってのおばあさん
だってだってのおじいさん
だってだってのおかあさん
だってだってのおとうさん
だってだってのおねえさん
だってだってのおにいさん
だってだっての
この人その人あの人どの人?




なんてこの世に存在しないのでは と

そう思います。

小学生、中々深い勉強してるんだなー




また、深く考えさせてくれたその人は

わたしの好きな人です。感謝。