先ほどは自分一人での初ツイキャス、お付き合い頂きありがとうございました!
口下手なもんで、なかなか上手に伝えられない自分のトークスキルを恨みます。。。
なので、主にツイキャスでですが、
以前ブログにも書いた事と重複する事もありますが
お話させてもらった事を清書して行こうかと。
2020年
コロナ禍の影響で我々演奏家は窮地に立たされました。
演奏家に限らず、様々な業種の方々も同じ境遇だったでしょう。
音楽業界だけを見渡しても
ライブ・コンサートの延期や中止。
ライブハウスの閉店などが相次ぎました。
それは今も続いている現実です。
演奏できるフィールドが無い=『職場』を失った自分
としては
『これはもうダメかもしれんね』
そう思いました。
そんな中、ネット上で目にするのは
音楽に限らず様々な業種の方々が行っている
『クラウドファンディング』
なるほど。
自分の活動を継続させるためにその手があるのか。
そう思いました。
それと同時に
自分が思うクラウドファンディングとは
『〇〇をしたい、作りたい!でもお金だけが足りないんだ!
これを欲する人、協力したいと思う人は力を貸して!』
というものだと思っています。
【生きるために行うクラウドファンディング】
【何かを産み出すために行うクラウドファンディング】
賛否両論ある事を承知で言わせて頂けるなら
『これは似て非なる全くの別物』
と、自分は考えます。
幸い、自分は少しの蓄えと
持続化給付金などの支援を受け
何とか『生きる事』はできていました。
しばらく生活できる資金はある(と言っても、いつまで行けるか?というレベル)
そして時間は十分にある。
『これはもしかしたら、自分がやってみたい事全部にチャレンジしてみるべき』
なのではないかと考え
『こんなチャンスは人生でもう二度とないかもしれない』
そう思うようになりました。
『だったら自分でやりたいことを形にして販売する』
ということが真っ当な事なのではないか?
という答えに行き着きました。
しかし、今まで
『サポートミュージシャン』として
生の演奏をアーティストやオーディエンスに『提供』し、生業としてきた自分には
『自身の作品』と呼べるものが無い。
レコーディングやライブ映像・音源は別として。
生演奏は形のないもの。
『演奏できない自分には、1ミリの価値も無いのではないか?』
そうも思いました。
自分で 『今までドラムを叩く以外にやってみたかった事』
それを、全部全力でやってみて
ダメならダメで色々諦めもつくし
もしかしたら新しい世界が見えるかもしれない。
そう思って、会社でもない個人レーベル『小島商店』を立ち上げました。
もともと自分が音楽を始めるきっかけになったのは 『ゲーム音楽』。
元々は打ち込みで作曲をしたかった人間。
手始めに
DTMやソフトシンセを勉強して拙い技術だと思いますが、自分で作詞・作曲した1曲のみの配信販売。
次に
やってみたかった事の1つ。
『デザイン』
コチラも拙い技術ではありますが
イラストレーターを初めて触ってグッツ製作をしました。
そして最後。
『自分で企画したプロジェクトを全て自分自身で製作・運営管理(発注業務やスケジュール管理など)を行う』
『セルフプロデュース』をする。
即ち
『自分の描く世界を形にする事』
でした。
そして完成したのが
ミニアルバム【大正プロレタリア】です。
恥ずかしながら、今まで音楽を生業にしてきたくせに
わからない事だらけでした。
そんな中、沢山の方に協力をして頂きました。
楽曲を聴いてくれて、アドバイスをくれた
直さん、ウケンさん。
(昔からお世話になっているangelaさんには、敢えてお送りしていませんでした。
今まで自分の音楽性・演奏の根底に多大な影響を与えている方々に、教えを乞うてしまったら
それは『おんぶに抱っこ』
一番いけない事だと思ったのです。)
歌詞に対して忌憚ないのない意見をくれた妻と息子。
音楽理論のわからない自分に色々教えてくれた武田さん。
ミックスに関してアドバイス・機材やスタジオを提供してくれたSTUDIO VITO大沼さん。
音作りやミックスに対して熱心に教えてくれた山田巧くん。
マスタリングの相談に乗って頂き、一緒に悩み、スタジオまで貸してくださったちゃーりーさん。
そして演奏してくれた
Vo.さあやちゃん、サキちゃん
Gt.小峰さん、アオキサトシさん、ウケンさん、MARSさん
Ba.はっすー、ぼーのくん
Pf、BeBeっち
イラストを描いてくれた宮崎夫妻。
作成したプロモーション資料にアドバイスをくれた松浦さん、atsukoさん
打ち込み技とか、シンセの技を教えてくれたKatsuさん
(結局、おんぶに抱っこでした・苦笑)
もうね
一言でも関わってくれた方々に感謝の言葉しかありません。
『自分一人でつくろう』
そう思った世界は
沢山の人に支えられて作り上げられたんだ
心の底からそう思いました。
この歳になって改めて
『困ったら誰かに頼って良いんだ』
そう学びました。
なので
これからも沢山の方々に頼らせて頂きます!!
いきなり僕から連絡が来ても嫌がらないでください!(笑)
本当に
『感謝しかねぇです!みんなありがとうございました!!!!!』
その【大正プロレタリア】
3月13日に無事発売しました!
試聴版だけでも聴いて頂けたら幸いです!
追伸
ラジオのゲストにお声がけしていただいた
angelaさん、山田くん
本当にありがとうございました!