就任以来、核兵器廃絶の必要性を訴えてきた
ローマ教皇フランシスコが38年ぶりに来日しました。
教皇は、長崎と広島にも訪れる予定ですが、
それより一足先に原爆ドーム&平和公園にあらためて行ってみました。
原爆ドームは何度見ても、見るものにショックを与えます。
現実にこの上で原爆がさく裂したわけですからね。
ちなみにこれ⇩⇩⇩が被ばく前のドームの姿です。
そして平和公園の原爆慰霊碑へ。
ここはいつも通り世界各国からの大勢の人たちが祈りをささげています。
しかし、慰霊碑前の広場はというと、
翌日の教皇訪問の準備が着実に進んでいて、
約2000席の座席や報道スペースも整っていました。
明日はここで教皇がメッセージを発信するようです。
最期に原爆ドームからほど近い爆心地へ。
ここの上空600mで原爆がさく裂し、
3000~4000℃の高温になったことが説明書きに書かれています。
一瞬でここにあった街が廃墟と化してしまったんですよね。
近年、核兵器について必要悪だとか抑止論だとかという考え方が
普通に語られるようになっていますが、
それはアメリカにおける銃の議論と全く同じ論法です。
正当化することはできても、それでは本当の平和は訪れません。
ローマ教皇はどのようなメッセージを発信するんでしょう。