第二章 迷いガエル心臓屋にハマる
オクサレ様のTwitterを始めました https://twitter.com/okusare_blogこの物語はフィクションです。登場する人物・団体・名称等は架空であり、実在のものとは関係ありません。腐れきった世の中に産まれた一匹のカエル名前は 「オクサレ」そんなオクサレ様がこの腐れきった世の中に切り込んでいくお話しです前回の記事はこちらから→第一章 迷いガエル心臓屋と出会う前回のあらすじやることなすこと失敗だらけココロさんある日心臓屋ちんのすけの本に出会って衝撃を受けますが…第二章 迷いガエル心臓屋にハマる主要登場人物紹介迷いガエル夫と子1人の家庭ココロさん(30)座右の銘「心が金になる、財布が空になる」自称心理学者自称性格リフォーマー自称心理カウンセラー家族を踏み台に名を馳せる自称だけど肩書が好きなおっさん心臓屋ちんのすけ(50代)オクサレ今回のお話は迷いガエルが心臓屋と出会ってハマるまでのお話ですはじまりはじまり~ココロさんは食い入るように心臓屋ちんのすけの本を読みました「心がすり減ったときに読む本」なになに…?ちんのすけ「仕事に遅刻してもヨイー」ちんのすけ「家族を捨ててもヨイー」ちんのすけ「ボコってもヨイー」ちんのすけ「怒られてもヨイー」ちんのすけ「何もしなくてヨイー」ちんのすけ「表者と裏者!!」「え!!!そうなの?!いいの?!そんな世界があったの?!私…ずっと自分がダメな奴と思ってた私ダメじゃなかったんだ!!!!!私ただの裏者だったんだ!!!!!」日々の生活に疲れ切っていたココロさんは自分が許された気がして本を読みながら号泣しました本を読み進めていくと心臓屋ちんのすけのブログ紹介がされていたのでココロさんがそのブログにアクセスしてみるとなんと読者数:19万人ちんさんのブログ読者数は19万人!!!しかもココロさんが手にした本以外にも何冊も出版している!!!ココロ「スススス…すぎょい!!!」更に興味津々でアップされているブログ記事を読むとちんのすけ「分からんがな」ちんのすけ「なんか分からんけど」ちんのすけ「ボコられるために誕生したのよ」ちんのすけ「俺氏バックドラフトwwww」ちんのすけ「心臓屋ちんのすけは宗教じゃー(キリッ」 ココロさんがほんのちょっぴり気にかかる言葉も並んでいましたが…ココロ「で、でも!こんなに沢山の読者がいる人なんだから、ちんさんが言うことは絶対なんだわ!本も何冊も出版してるもの!ブログのコメント欄でもみんな大絶賛しているしちんさんが間違ったことを言うはずないわ」ちんさんについていこう!と意を決したココロさんなのでした 一方その頃オクサレ様はいつものように人並みに働き人並みに毎日のんびりと暮らしていましたオクサレ「あぁ寝るって最高だな!」オクサレ「zzz…」オクサレ「zzz…」スマフォ「プルルプルル…銭ゲ婆~♪銭ゲ婆~♪ 」オクサレ「!!なんだよ寝てたのに!!!」オクサレ「ピッ」オクサレ「はいはいおくされだよ」オクサレ「ねてたのにたたき起こしてくれたからには何か大事な用なの?」オクサレ「ん今、紐無し高所ジャンプしてるって?」オクサレ「ってか紐無し高所ジャンプってヤバくね?」オクサレ「まぁいいや、ふんふん」オクサレ「んでそれって紐なし高所ジャンプってなに?どこか高いところにでも登ってんの?」オクサレ「100万必要?」オクサレ「お寺作戦?」オクサレ「ちょっと何言ってるかよくわかんない」オクサレ「なんでジャンプするのに100万いるの?」オクサレ「それどこの言葉?心臓屋って何??ちんさん?」オクサレ「後者??」オクサレ「ミッションアウトポッシブルでも始まるの?」オクサレ「ちゃんと通じるように喋ってくれる?」オクサレ「お金は使ったら使った分だけ戻ってくる?」オクサレ「ん?お金は使ったらなくなる?よ?」オクサレ「ってか紐無し高所ジャンプってお金貸してってこと?」オクサレ「みんなやってる?」オクサレ「俺はそんなヤバそうなのやってないよ?」オクサレ「聞いたことないし」オクサレ「え?有名人?」オクサレ「かったりーけど検索して見るわー」オクサレ「ガチャッ ツーツー」オクサレ「さてさて」オクサレ「ガチャガチャガチャ 心臓屋ちんのすけ ターン」オクサレ「なんだこれ」オクサレ「何語で文章綴ってるんだ?」オクサレ「っていうか何言ってるかわかんねぇな」オクサレ「よく分からん文章は読めないわ」オクサレ「まぁ訳わかんない事並べて混乱させるのはヤバい奴等の常套手段だからな」オクサレ「そっから混乱してる相手に向かって色々やるんだよなぁ」オクサレ「だから俺は考えないと入ってこない文章は読まないんだよなぁ」オクサレ「まあアイツが関わってるなら無理して読んでみるか」オクサレ「それに紐無し高所ジャンプしたい奴の気持ちもわかんねぇしな」オクサレ「なんで紐無し高所ジャンプする必要があんの?」オクサレ「別に紐無し高所ジャンプしなくても何の問題もなくない?」オクサレ「それにジャンプとお金って関係なくね?」オクサレ「ジャンプしたけりゃ別にその辺でもタダで出来るしもっと安くちゃんと安全面まで考慮された{紐付き}の高所ジャンプ出来るとこあるでしょ」オクサレ「まぁもとから被害者意識が強い面倒くさい奴だったけどついにヘンなもんにハマったか」オクサレ「だいたい紐無し高所ジャンプってなんだよ」オクサレ「そんな危険な事に100万も使おうとしてるとかヤバくね?あいつ」オクサレ「なになに?心臓屋指定の先生になる教室…」オクサレ「ってかよく分からん指定の先生になる為に100万ってヤバくね?」オクサレ「100万あったら会社作れるしお店もやりようによっては持てるぞ?」オクサレ「それに国が認めてくれる国家試験ならまだわかるけど」オクサレ「これって分けも分からん心臓屋が認めてくれるってだけでしょ?」オクサレ「これはどんな資格なの?これを取得すると心臓屋を名乗っていい…ふむふむ」オクサレ「何の役に立つの?」オクサレ「お股系女子とアンhappyさん?」オクサレ「誰?誰もしらねぇんだけど」オクサレ「アイツはネットで有名人って言ってたけどあいつの世界で有名なだけじゃない?聞いたことないぞ」オクサレ「ん?こっちは告発ブログか…信仰者と書いてカモネギ」オクサレ「そういえば確か前にも思ったけど何かに失敗して挫折した人達が先生名乗ってやってるんでしょ?」オクサレ「だから何度も言うけど失敗しても紐無し高所ジャンプしなくてくじけずにやってる人のほうが凄いしいっぱいいるって」オクサレ「そっちの人から指導うけたほうがよっぽど理にかなってるよね?」オクサレ「おいおい、ちんのすけと仲良しのアンhappyもやばいな。銀河セッション1時間35万円って」オクサレ「こんなアコギな商売がまかり通るのか」オクサレ「しかもよく見ると教祖たちは海外豪遊三昧じゃん」オクサレ「その金はアイツみたいなカモ達から集めたものじゃないの?信者たちは借金が増える一方?教祖しか幸せになってないじゃん」オクサレ「素直にちんのすけやその認定した先生にお金をあげる会って分かりやすく名前変えたらいいのに」オクサレ「なるほど自分たちの懐に大金を流す為に紐無し高所ジャンプとかお寺作戦とかなんだかんだ理由を付けて金をむせび取ろうって魂胆だな」オクサレ「やばい世界や」オクサレ「わけわからん事言って混乱させといて始めて用意周到な手口だからよく分かんない人はハマるだろうなぁ」オクサレ「俺んとこのばーちゃんが高級布団かってたけどあんなかんじじゃね?」オクサレ「弁護士連れて怒鳴り込んで返金した分まだこっちの布団業者のがましだな」オクサレ「この怪しい連中は一回払ってしまったら是が非でも返さないみたいに受け取れるんだけど」オクサレ「法的にどうなんだろうな?ヤバいヤバい」オクサレ「あ、ちんのすけってあのハワイツアーの神子とも繋がってるのか?ブログで紹介してるぞ!!!」オクサレ「神子は神子でお股系女子とやたらコラボしてるんだな」オクサレ「これもよくあるんだよな」オクサレ「ばーちゃんも布団買った後に今度はそのボッタくり業者が紹介した別業者の布団乾燥機だったっけ」オクサレ「これ教祖が別教祖を紹介してってやってることって高齢者狙った布団ボッタくり業者とまったく一緒じゃねーか」オクサレ「他人ならなんでもいいけど家族とか親友とかが業者にボッタくられたら全力で止めるわ」オクサレ「ボッタくり業者って口うまいから洗脳済みだと本人は聞く耳もたないんだけどな」オクサレ「そん時は弁護士連れて殴り込みかほっとくしかねぇんだよなぁ」オクサレ「ばーちゃんみたいな頑張ってる良い優しい人ほど洗脳って早くて強いのがなぁ…」オクサレ「えーっと着信拒否とシュッシュ ピコン」オクサレ「最高に無駄な時間だったわー ねよ」オクサレ「あぁホント腐れきった世の中だな」一方そのころココロさんは…ココロ「私も今日から唱えてみる!!!!」仕事に遅刻してもヨイー家族を捨ててもヨイーボコってもヨイー怒られてもヨイー何もしなくてヨイーなんか分からんけどー分からんがなーあの人は表者!この人は裏者!この言葉を唱えているとココロさんは自分が生まれ変わったような救われたような晴れ晴れした気持ちになりました唱え続けるうちにどんどん心臓屋ちんのすけにハマり彼が本やブログで啓発する内容にチャレンジする日々が始まったのですことあるごとにちんのすけの本やブログを参考にし彼の発言を実行に移しますオクサレ様の元・友人のように「紐無し高所ジャンプ!」と言ってはクラファンという名の乞食行為をしたり「真反対をやる!」と言ってはワガママに走り「お寺作戦!」と言っては突然理由も無しにお寺に100万円を奉納するついにはちんさんのセミナーで「会場にちん龍が視えた!」と言い出す始末家族や友人が心配して止めに入ってもココロ「好きなことをしてヨイー」ココロ「お金は使ったら使っただけ入ってくる!銀河の采配!」と言い続け聞く耳も持ちませんでしたそれは周囲の人たちからはただの現実逃避にしか見えませんでしたがココロさん本人は堂々と自分を生きているつもりだったのでその行動はどんどんエスカレートしていきますそれでもやはり周囲の人達が止めに入るのでそれに対して嫌気が差したココロさんは家族や友人とは距離を置きちんのすけのセミナーに通う仲間たちとだけつるむようになりましたただでさえ 奇行 行動がエスカレートしていたココロさんついには周囲にちんさん崇拝者しかいないので歯止めがきかなくなっていきますその奇行 行動の数々が結果的に職を失い家族が離散し自己破産の道へと続くとはこの時は思いもしなかったのでした次回のお話しは「第三章 迷いガエル 心臓屋にハマり破産する」ですお楽しみに♪次回への記事はこちらから→執筆予定今までの全物語の一覧はこちらより↓画像またはこちらをクリックしてください↓オクサレ様はこの物語によりリアリティを求めるために似たような体験をされた方などの意見や声や叫びなどを参考にする為大募集中です!!匿名での耳打ちとなりますので、どうぞお気軽に耳打ちください。続々と耳打ちをありがとうございます。オクサレ様への耳打ちはこちらより↓画像をクリックしてください↓※上記リンクオクサレメール便よりオクサレ様へ耳打ちを行い伝達します。