紹介記事:豊田合成・イゴールからバレー界へ提言 | 島根県庁バレー部(Pref Shimane)からのお知らせ

 

過去の記事です 平成29年11月24日

 

記事紹介:豊田合成・イゴールからバレー界へ提言「日本の選手たちはハングリーさがない」

https://sports.yahoo.co.jp/column/detail/201711220005-spnavi

 

記事抜粋

 

ご存じだろうか。実は、今季のV・プレミアリーグはスーパースターが勢ぞろい。顔をそろえるのは、各国の代表選手として活躍するだけではなく、各国代表チームの“中心選手”として活躍する外国人選手ばかりなのだ。

 2016年のリオデジャネイロ五輪に出場し、14年の世界選手権で優勝したポーランドの主将、ミハウ・クビアク(パナソニック)、最高到達点372センチの高さを誇るカナダのギャビン・シュミット(東レ)。さらにはオーストラリア代表のトーマス・エドガー(JT)、元ブルガリア代表でポストシーズンにはイタリア・セリエAでも活躍するカジースキ・マテイ(ジェイテクト)。さらに女子へと目を向ければ米国代表のフォルケ・アキンラデウォ(久光製薬)、セルビア代表のブランキツァ・ミハイロビッチ(JT)、トルコ代表のネリマン・オズソイ(トヨタ車体)と、これがプロ野球やJリーグならば、もっと大騒ぎされてもおかしくない、まさにワールドクラスの選手が日本に集結している。

 

 そのきっかけをつくったのは間違いなくこの人。2015−16シーズンには天皇杯、Vリーグでは豊田合成を初優勝に導き、37歳の今もなお、高い技術と攻撃力で活躍を続けるイゴール・オムルチェンだ。外国人選手にトスが集まることが多い中でも彼に上がる本数は群を抜いており、1シーズンで1000本を超えるスパイクを放ちながら60%近い決定率を誇る。他チームからすれば「打ってくる、と分かっていても止められない」という大砲の存在は、多くの海外選手にとって日本での成功例として輝かしいものであるのは間違いない。

 

 世界レベルのスーパースターがそろっているとはいえ、すぐに日本のVリーグで活躍できるわけではなく、なかなかスタイルにフィットせず苦戦する選手も少なくない。それでもなぜ、多くのトップ選手が日本を選び、イゴールのように、今もなお進化を続けるのか。イゴールに聞いた。(取材日:2017年11月9日)