前職では「質問会議」という呼び方はしていませんでしたが
「ダイアログ」形式の会議をよくやっていました。

細かい運営方法は違いますが、考え方は同じでした。

マネージャーになりたてのころは自分が主導でどんどん

意見をいって、方針を決めて結果がでればいいと思っていました。

その当時の組織は結果もでて、表彰されるなどしていましたが

つまらないと思っていたメンバーも多かったようでした。

私が異動して、細かい指示がだせなくなったら業績が伸び悩んでしまいました。

人を育てるという観点では失敗だったように思います。

その後、いろいろな研修を経て、人の意見の背景を考えられるようになり

質問できるようになり、人の話がだんだんと聴けるようになってきました。

その時の組織は、メンバー全員が自分で考え、行動できっるようになっていたので

私のマネージャーとしての仕事はとても楽になりました。

ただ質問会議は万能でなく、メンバー全員が新人というようなときは
ティーチング型の会議だったり、研修も必要だと思います。

答えがなかなかなく、メンバーもしっかり経験を積んでいる組織で

あれば有効だと思います。




質問会議 なぜ質問だけの会議で生産性が上がるのか?/清宮 普美代
¥1,260
Amazon.co.jp