今年(今年度ね)の
一番の心配事が、やっと終わりました。
ふぅー。
「今年は講師をお願いしますね 」
と、
言われたのは、昨年の5月か6月だったような気がする。
看護学校の副校長から。
えーっ、ホントですか?? まさかの冗談?
これは、ほんとに講義の依頼なのか?
そもそも、学生さんにどう教えればいいの・・・・?
そう、思ったものの、
その後の連絡はまったくなかったので、
今年もまた(去年は打診があったのみ)、冗談だったのね、一安心
同僚への勉強会を数本こなし、今年の仕事はこれでおしまい。
と、ほっとしていたのもつかの間。
とある11月。紙ペラが一枚、机の上に。
正式な、講義依頼文書でした。
・・・・・ 。
そんな、こんなで
やっと、資料を準備して。
ただ話してるだけじゃ全員寝そう・・・な、恐怖と戦いながら。
正直、学生の頃は、授業は眠いと寝てたし。人のこと言えない。
起きていたくても、つまらないと眠くなって当然。
しかも興味ないと、さらに、ねぇ。
講義内容は「緩和ケア」
世間では、どこまで学生に教えているものかいろいろ調べると、
大学では、30コマ(1コマ大体90分)なのに対して、
今回2日間計4コマ!!
じっくり考えてもらう時間もない。30コマも困るけどね。
仕事をするようになって、改めて行った認定の学校では何十時間も学んだけど。
それを凝縮して、さらに、わかり易くしなくちゃ理解できない。
そもそも、学生時代に、同じ内容を教えてもらったことないので、
初めて聴いた学生が何を感じるのか、想像も付かない未知の世界。
どうやったら、興味を持ってもらえるものか・・・。
不安一杯、朝遅刻しないようにと思っていたら寝れないし、
1日目は、雪 、 2日目は雨
なんともいえない天気の悪さ。
でも、まあ、
気付いたら、あっという間に終わってしまったのです。
270分。短かった。
投げかけた質問も必死に考えてくれて。
みんな、いい答え。
2日目は、どうしてもやりたかった事例検討をやりましたが、
学生さんならではの答えに、微笑まずにはいられない。
うん。うん。みんな合っている。
間違いはひとつもない。
その気持ち、これからもずっと忘れない欲しい。
きれい過ぎる黒板に、
久しぶりにチョークで黒板に書いてみたり。
いまどき、誰も使わないよう。
講師らしいことできたかな?
私も、少し成長できました。ありがとう。
未来の看護師さん。
あと1年、大変だけど、ちゃんと卒業して、国家試験も受かってほしいなあ。
今年の実習も、ライセンスを取った後も待ってるよ、一緒に働きましょうね、と
伝えてきました。
そろそろ3年生は国家試験。後2週間後かな?
これから、テスト作ります。修了試験。
もう、出す内容は決めた あれとそれとこれ。
事例作るのが楽しくなっちゃたので、国家試験のようにつくっちゃお。
そんなに難しくしないつもり。落とす試験ではないので。
出す場所も教えてあげたし。
みんな、受かってよ。