2月12日 JR醒ヶ井駅をスタートして、62番目番場宿、63番目鳥居本宿、64番目高宮

     宿を歩き、近江鉄道湖東近江路線尼子駅がゴール。

 

本日の歩行ルート

 

前回と同じくJR名古屋駅から特別快速米原行きに乗車して10時過ぎに醒ヶ井駅に到着。天気予報通り駅に着いたら雨です。予報では、10時半~11時頃に雨は止む予想なのでしばらく駅で雨宿りです。

予報通り10時半を過ぎると、霧雨になったのでスタートです。10:35

 

前回歩き終えた交差点で中山道に入ります。 10:39

 

国道21号に合流して、しばらく国道を歩きます。 10:47

 

最初のY字路を右へ入って行きます。 10:49

 

街道を道なりに歩き、国道21号樋口交差点を渡り、T字路に突き当たる手前に昔、茅葺きの家だったろう建物が見えます。 11:18

 

北陸自動車道の高架を潜って行くと、広場に出て江戸日本橋から117里目の久禮一里塚跡があります。 11:20

 

 

しばらく歩くと62番目の番場宿(本陣1軒、脇本陣1軒、旅籠10軒)に入ります。

 

宿場内に入って最初に現れるのは、右側に問屋場跡。 11:32

  

 

 

信号交差点の右側に「番場の忠太郎」像があります。 11:35

 

交差点を渡って行くと、右側に脇本陣跡、問屋場跡、本陣跡等石柱が立っています。11:36

 

 

  

 

   

 

  

 

  

 

番場宿は問屋場跡が沢山あったようです。この先左側に「瞼の母番場忠太郎地蔵尊」「南北朝の古戦場」蓮華寺の案内が出ているので、寄ってみます。 11:46

 

勅使門(歴代天皇の信仰も厚く、花園天皇(在位1308~18)から寺紋として菊花紋を賜わりました。)

 

 

 

 

蓮華寺本堂。 11:52

 

東、西見附跡は痕跡がなく分からない。番場地区の家並みが途切れたところに、「中山道 番場」の石碑があります。 12:27

 

名神高速沿いを歩いて、摺針峠を目指します。 12:34

 

ようやく峠への入口にたどり着きました。 12:52

 

 

20分ほど歩いて峠に着きました。 13:11

 

左側のタワーは、フジテックのエレベータータワー。遠く琵琶湖が望めます。13:12

 

望湖堂とは『江戸時代磨り針峠に望湖堂という大きな茶屋が設けられていた。峠を行き交う旅人は、ここで絶景を楽しみながら「するはり餅」に舌鼓を打った。参勤交代の大名や朝鮮通信使の使節、また、幕末の和宮降嫁の際も当初に立ち寄っており、茶屋とは言いながらも建物は本陣構えで「御小休御本陣」と自称するほどであった。その繁栄ぶりは、近隣の鳥居本宿と番場宿の本陣が、寛政七年(1795)八月、奉行宛に連署で、望湖堂に本陣まがいの営業を慎むように訴えていることからも推測される。この望湖堂は、往時の姿をよく留め、参勤交代や朝鮮通信使の資料なども多数保管していたが、近年の火災で焼失したのが惜しまれる。』 13:15

 

峠を下って行きます。118里目摺針一里塚を見落とした。 13:20

 

下りきって国道8号の所に、「摺針峠望湖堂」碑が立っています。(途中から旧道に入るところを見逃したようです。) 13:29

 

少し中に入った所に道標が立っています。「右 中山道 左 北国米原きの本」と刻まれています。 13:34

 

国道を歩き「中山道」の道標にしたがって、左へと入って行きます。 13:36

 

米原市から彦根市へ入るモニュメントがあります。 13:37

 

63番目の鳥居本宿(本陣1軒、脇本陣2軒、旅籠35軒)へと入って行くと、古い建物が目に入ってきます。。13:42

 

 

赤玉神教丸有川家(国指定重要文化財) 13:44

 

 

 

左側に岩根家住宅があります。 13:49

 

 

右側に合羽所「木綿屋」があります。13:50

 

 

鳥居本宿の案内。

 

その先に本陣跡があります。

 

 

T字路を過ぎた左側に脇本陣・問屋場跡があります。 13:52

 

 

合羽所「松屋」が左側にあります。 13:55

 

 

次の十字路を渡った右側に檜皮葺の常夜灯があります。 13:57

 

駐在所を過ぎた左側に、成宮家住宅があります。 14:01

 

 

この先郵便局を過ぎたT字路に道標が立っています。「右彦根道」「左中山道京いせ」と刻まれています。 14:11

 

  

 

彦根道との分岐手前に蕎麦屋があったが、14時を過ぎていたので準備中になっていた。この先のコンビニで遅めのランチを取るしかありません。

街道を道なりに歩いて行くと左側に「小野小町塚」があります。『小野小町の父親とされる小野小町塚小野美実(好美)が都から出羽国(現在の秋田県、山形県)へ赴任する途中に小野宿(滋賀県彦根市)で宿泊した際、宿所にいた赤ん坊があまりにも可愛かったため、養女として迎えたと伝えられています。出羽国へ連れて行った。この女児が小町という。』 14:33

 

119里目原村一里塚跡を見過ごす。芹川に架かる大堀橋を渡った石清水神社の前に「かどや」跡地と井戸の由来の案内が出ています。 15:41

 

 

64番目の高宮宿(本陣1軒、脇本陣2軒、旅籠23軒)

 

宿場に入って右側の高宮神社の入口に大きな鳥居、常夜灯が立っています。 16:04

 

 

 

 

 

 

 

高宮鳥居前交差点を過ぎて右側に脇本陣跡があります。 16:22

 

 

この先左側に本陣跡があります。 16:23

 

 

本陣跡を過ぎると、犬上川に架かる無賃橋に出ます。 16:27

 

 

 

 

橋を渡り道なりに歩いて行くと、彦根市から甲良町には入り、出町交差点が今回の街道歩きの終わりで、尼子駅に向かいます。120里目法士一里塚跡を見逃す。16:56

 

本日の街道歩きはここまで。

 

尼子駅に17時13分に到着です。

 

本日の総歩行歩数 32,555歩 歩行総時間約6時間40分 総歩行距離約21.6km

 

近江鉄道尼子駅から八日市駅で乗り替えて、JR貴生川駅まで行き、JR草津線、JR関西本線に乗り換えて帰途に着きます。