衆議院議員選挙で民主党に三百八もの議席を頂きましたこと、先ずは御礼申し上げます。この千葉九区においても、私に十三万六千九百三十二票ものご支持を頂き、当選することができました。(本来ならば皆様のご支援に対して、厚く御礼申し上げる文章を書きたいところですが、公職選挙法違反になる可能性がありますので控えさせていただきます。)。
私は、十二日間の選挙戦中、自転車で街頭をまわりましたが、「変えて欲しい」「何とかして欲しい」という声が圧倒的でした。政権交代は税金の使い途を「変える」こと、と再三訴えさせて頂きましたが、マニフェストに沿って「変える」ことを実行しなければなりません。
政権交代の意義は、税金の使い途を変えることにあります。これまでは、天下り法人を経由して企業に流れ、アニメの殿堂など箱ものに使われていた税金を、直接、国民ひとりひとり必要なところ(年金や子供手当など)に、還流させるように「変える」のです。
その第一歩が、これからはじまる来年度予算の編成になります。これまでの霞が関のルールでは、六月頃までに各省庁の大枠の予算を決めておき(シーリング)、その大枠にしたがって九月一日に各省が来年度予算の概算要求を行い、財務省が査定をします。査定は、だいたい十一月中には終了し、十二月にはセレモニーとして大臣折衝が行われるのが慣例です。実質的には十一月中に官僚どうしで決めてしまうのがこれまでのルール。民主党政権下では、こうした官僚主導をやめ、これから予算の大枠から組み替えることになります。従来のスケジュールからみると時間的にも非常に厳しいのですが、ここで「変える」しかありません。新内閣の布陣がそろそろ決まりますが、民主党をあげて全力で取り組んで参ります。
この「かわら版」、駅頭で一昨年からお配りをさせて頂いていますが、これからも引き続き駅頭活動を続け、皆様のお声に耳を傾けて参ります。どうぞよろしくお願い致します。