リーベ: 今日は爽やかな
母: いい天気だったね。
リーベ: ガッカリしたことがあったんだって?
母: 畑に行ったらね。
リーベ: うん。
母: この前植えたキャベツ、
リーベ: どうしたの?
母: 2本も芯くい虫に
リーベ: 食べられちゃったの?
母: そうなんだよ。
リーベ: それはがっかりだね。
母: 補充するために
リーベ: 種を蒔くの?
母: そうするね。
11年前、リーベがまだ若くて、幼さも残っていたころ
奈良の飛鳥に案山子祭りを見に行きました。
稲穂も少し色付いて、
秋の気配が感じられる頃でした。
大きな案山子にも、物おじしません。
子供たちの案山子と仲良く
子豚を抱いている、おばあさんの居眠り
子供の案山子は、リーベを見て喜んでいるようです。
大男のおじさんたちの「シェー」にも、身じろぎせず。
ボーダーコリーの犬小屋の前で
リーベと過ごした、初秋の一日
リーベと過ごした、幸せな日々
もう帰らない日々だけど、
母ちゃんの胸の中で
走馬灯のように蘇ります。
コロナ感染が身近に迫ってきているような、
そんな怯える日々ですが、
医療従事者の方々の負担を少しでも減らすためには
自身がコロナに感染しないことだと、肝に銘じて。
明日もいい日でありますように。