いつもありがとうございます。舞踏家の奥村万琵です

 

展示の搬出も無事にすべて終え、ほっと一息ついたところです。

 

四日間の会期でしたが、今回は舞踏公演に展示もありのダブル開催だったので、準備期間含め走り続けた感じで、少し疲れました(笑)

 

ですが、新天地でのこのプロジェクトで、本当に沢山の出会いに恵まれ、助けられました。

 

 

トークショーには、現代美術家の白川昌生さんと美術家の酒井重良さんにご登壇していただきました。

酒井さんが進行を引き受けてくださいまして、絶妙で見事な進行に、会はとても和やかで、あまり人前で話すことが得意ではない私ですが、緊張することなく話すことが出来ました。

また、白川さんのお話がとても深くて、お客様も話に引き込まれているのが手に取るようにわかり、私自身もとても勉強になりました。

最後にはお客様が質問、感想などをお話してくださる時間もありまして、とても有意義な時間になったと思います。

 

この場を借りて改めて、改めて御礼申し上げます。

白川さん、酒井さん、ありがとうございました。

 

また、今回はライティングのサポートを(株)ソウワ・ディライトの渡邉辰吾さんに協力していただきました。

実は、ライティングのついては、ずっと悩んでおりまして、渡邉さんが救世主のごとく現れてくれた時には、ものすごく助けられ、心から感謝しております。

舞踏公演の始まりの時に光の演出があったのですが、それが実現できたのも渡邉さんのお陰で、実際その演出が行われた時には、あまりの美しさに、これは夢ではなかろうか、と、とても嬉しかったです。

 

渡邉さん、本当にありがとうございました。

 

そして、会場となった旧安田銀行担保倉庫の管理者でもあり作家さんでもある、村上雅紀(上州文化ラボ)さんに深くお礼申し上げます。

もう、本当!いろんな!ことを手伝っていただき、紹介していただき、助言いただき、支えてくださいました。

このプロジェクトのちょうど一年前くらいから、前橋での活動は始まったのですが、その時から急激に私の周りの状況が変わりました。

村上さんのご尽力なしにここまで突き進むことができなかったと思います。

ありがとうございました!

 

また、舞踏公演当日のお手伝いをしてくださった、中島陽子さん、森田達行さん(上州文化ラボ)、星野弘さん、本当にありがとうございました!

 

映像撮影をしていただき、沢山の写真を残していただいた、村田賢二郎さん、誠にありがとうございました!

 

そして、いつも素敵な彫刻で、私の舞踏の舞台を彩ってくださる、彫刻家の晴柀幸一さん、今回も素敵な空間になりました。

重ね重ねのお礼になりますが、いつもありがとうございます!

 

まだまだ御礼を言わなければならない協力していただいた方、関係者の方々、沢山いるのですが、書ききれないのですが、皆様に心から感謝申し上げます。

 

それから最後に、展示、舞踏公演に来ていただいたお客様、本当にありがとうございました。

今回、群馬の方々に見ていただけたことは、新しい方々とのご縁に繋がり、とても励みになります。

そして、遠方からはるばる来ていただいたお客様。思った以上のサプライズ訪問で本当に感謝です。ありがとうございます。とてもとても嬉しかったです。

またどこまででも、来てくださいね!

 

今回の企画は私にとって踏ん張りところでした。

即興での踊りをいつもやっているからか、時間感覚がつかめておらず、準備の時間配分が甘かったと、今回痛烈に思いました。

今年に入ってからは、段々間に合わないのではないかと焦る気持ちが出てきたり、それでもやることは増えてくる、みたいな状況もあったりして、四苦八苦する時もありました。

ですが、とても勉強になりましたし、創作に髪振り乱しながら没頭できるという事は、とても幸せな時間だと思います。

 

創作すればするほど、次のアイディアが湧いてくる。

さて、次も頑張ります!

 

今後も創作活動に一層尽力して参りますので、どうぞ応援して下さい!!

 

 

 

 

舞踏公演の冒頭部分では、晴柀さんが実際に作品を創っている時に溶接している制作場面を撮ったところを、壁に投影しました。

 

この演出が出来たのは、ライティングのサポートをしてくださった渡邉辰吾さんに、この映像を投影したいのだが、と相談したところ、超大きなプロジェクターを貸してくださり実現できました。

 

溶接によって鉄から放たれる光の粒子が、まるで宇宙空間のように見えて、とても幻想的でした。

 

本当にありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

トークショーの様子です。

温かな雰囲気に囲まれて、嬉しかったです。ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

私自身も、晴柀さんの作品「血路」とは2021年以来の再会です。私はこの作品が大好きですが、晴柀さんの作品類の中でも、より独創性に富んだ、異彩を放つ作品だと思います。

 

血路に耳を澄ましていると、公演のために自分で創った音が、血路の中心から響いてくる気がして、それがウワンウワン、と増長してくる気がしました。

音の発信源は音響機材からここに繋がって、空間を超えて、またここから響いてきているんだと思いました。

 

それは過去からの音なのか、現在の音が共振しているのか、未来からの音が逆回転して、血路から発信されているのか、見当は付きませんでしたが、踊りながら、空間がねじれて、自分がどこの時間軸にいるのかわからなくなりました。

 

 

 

 

 

 

舞踏公演は計4回ありましたが、毎回違う感覚に見舞われました。

スッとした空気感の時もあれば、ひしひしと感じる圧力に肉体がびしびし軋む感じがあったり、または自分の肉体が膨張して、遠い彼方から自分を見ているような感覚に陥ったり、降り注ぐ光に透過していってしまう感覚になったり。

自分の作品が機嫌を損ねた時もありました。

 

旧安田銀行担保倉庫二階部分に初めて足を踏み入れた時に、ぜひともここで踊りたいと思い、準備してきましたが、最終日にやっとスタート地点に立った感覚もして…。

 

 

 

今回のタイトル「Vantage point-肉体の空白-」のVantage pointというのは見晴らしの良い場所、という意味です。

私は舞踏家なので、肉体に還元した時に、見晴らしの良い場所はどこだろう、と考えた時に、空白部分だなと思い、サブタイトルに、肉体の空白とつけました。

 

皆さんの見晴らしの良い場所はどこでしょうか。

 

私はこの公演と展示のために、舞台美術として直径2m7㎝の糸を使った立体作品「Vantage point」を制作しましたが、これを制作している数カ月の間は、ほぼ外にでない日々を過ごしました。

晴れている日も、曇りの日も、雨の日も、空を見上げることすらせず、カーテンを閉め切ったまま制作しました。

 

見晴らしの良い場所、というタイトルの作品を創っているのに、部屋に引きこもって、真逆な状況でした。

 

静かな時間が必要で、自分自身との大事な対話の時間でもありました。

作品とにらめっこしながら、お前さんはどんな形になりたいんだい?とか聞いたりもしました(笑)

 

Vantage pointというのは、物理的な場所だけのことだけではなく、精神的なものも大きく影響すると思いました。

 

私は山登りもよくしますが、物理的な見晴らしの良い場所に到達するにも、準備と訓練と体力、精神力も必要ですが、精神的な見晴らしの良い場所に到達するのは、また違ったベクトルでの、準備とかなりの訓練、それに伴う忍耐、達観、自由さ、などなど、沢山のポテンシャルが必要な気もします。

精神という山の頂上に到達したら、どんな景色が見えてくるのか楽しみに、これからも自分を成長させていきたいと思います。

 

 

文章が長くなると、読んでいる皆さんも疲れてしまうと思うので、今回はここまでにしておきます。

 

無事に旧安田銀行担保倉庫二階部分で踊り切れたことに、感謝しつつ、

 

最後に、もう一度。

 

皆様、ありがとうございました☆☆☆☆☆☆☆

 

 

 

 

 

 

 

 

 

奥村万琵舞踏公演「Vantage point -肉体の空白-」
同時開催 Vantage point 展

舞踏公演
2026年3月28日(土)18時~

              3月29日(日)15時~

              4 月 4日(土)18時~

              4 月 5日(日)15時~

チケット
前売り2500円・当日3000円・学生1500円、リピーター2000円、学生リピーター1000円

前売り予約先・お問合せ zekkeibutou@gmail.com


舞踏・企画構成・音・チラシデザイン     : 奥村万琵
舞台彫刻                            :    晴柀幸一
映像撮影・協力               :    村田賢二郎
特別協力                            :    村上雅紀(上州文化ラボ)

特別協力                : 渡邉辰吾(株)ソウワ・デイライト

協力                  :     中島陽子

協力                  : 星野弘

協力                  : 森田達之(上州文化ラボ)


Vantage point 展 (入場無料)
出品作家:奥村万琵・晴柀幸一・水谷勇夫

2026年3月28日(土)、4月4日(土)10時~17時30分
   3月29日(日)、4月5日(日)10時~14時30分、16時~19時

舞踏公演の舞台を含む、作品展示会場をご覧いただけます。

会場
旧安田銀行担保倉庫(国登録有形文化財・ぐんま絹遺産)
群馬県前橋市住吉町2-10-2
※会場は二階のみ/階段利用となります。ご了承ください。
駐車場案内:お車でお越しの際は、倉庫南側No16~No22をご利用ください。

お問合せ:旧安田銀行担保倉庫 027-231-5782


企画・デザイン :奥村万琵
主催      :奥村万琵Vantage point 実行委員会
後援      :上毛新聞・企業メセナ群馬


 

旧安田銀行担保倉庫二階部分に初めて足を踏み入れた時、空間の中に幾層もの香りが、空間を満たしているように感じた。

かつて前橋を満たしていた蚕の匂いは今もなお、この空間のどこかに漂っている気がする。


自然物、自然現象の痕跡、人の営みとして刻まれた形、

歴史を横断して漂う香り、時間の堆積。



美しいものは美しく、目に映らないものは通り過ぎ、混ざり合っては枝分かれ、嗚呼可哀そうと胸痛み、次に来るのは微笑みで、誰が何をわかっているのか、区切りを見つけて大騒ぎ

星の光に救われて、日の出の光に希望を見つけ、大雨に打たれ命をもらい、大地に手を突き、おおおおおおおと、捩れた形は噴火する。



その時、その場に、ただ立つ。

己の肉体が場を引き受け、場が肉体を引き受ける。

舞踏は、そこで起こり、一つの出来事になる。



プロフィール
 
奥村 万琵(おくむら ばんび)
舞踏家・美術家

東京都生まれ。東京都立大学応用化学科卒業。俳優を経て舞踏へと転じ、2016年から約3年、60ヵ国を巡り自然と踊る「絶景舞踏」を展開。踊りを森羅万象と共振する行為として捉え、帰国後はソロ公演や映像作品を制作。衣装、美術、音響めで自ら手掛けている。


晴柀 幸一(はれまき こういち)
彫刻家

1968年富山県黒部市生まれ。武蔵野美術大学院彫刻コース修了。鉄工所に生まれ育った原体験を背景に、重量や空間、素材との対話から生まれる彫刻を制作。舞踏家・奥村万琵との協働により、彫刻と身体が共振する舞台空間を演出する。


水谷 勇夫(1922-2005/愛知県)

水谷勇夫さんの彫刻を一点、特別展示致します。社会提テーマを多く扱った戦後日本の現代美術家。和紙と日本画顔料による独自の技法「膠絵」で知られる。戦後、日本画の表現を拡張する一方、土方巽・大野一雄ら舞踏家の舞台美術にも深く関わった。

 

 

旧安田銀行担保倉庫は、大正2年(1913)に前橋市住吉町2丁目(旧細ヶ沢町69番地)に建設された会社です。
 
倉庫は銀行の担保物件として集められた生糸や繭の保管庫として利用されていました。
 
日本瓦の屋根に赤煉瓦の外壁を持つこの倉庫は、当時としては最新式の繭の乾燥場でした。
 
当初は南側にもう一棟、同様の倉庫がありましたが、昭和20年(1945)第二次世界大戦末期の前橋大空襲によって焼け落ちました。
 
残った現在の倉庫は戦後、前橋乾繭取引所に対応する倉庫として利用され、群馬の絹産業を支えてきました。
 
平成16年(2004)に「近代の地域経済を物語る巨大な煉瓦倉庫」として、「国登録有形文化財」に登録されました。
 
また、平成24年(2012)には「ぐんま絹遺産」にも登録されています。
 

 

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