こんばんは、奥森皐月です。
本日5月9日で18歳になりました、そして同時に成人しました。





応援してくださっている皆様、そして私と関わりがあるすべての方、ありがとうございます。
皆様のおかげで、晴れて成人を迎えることができました。


ずっとずっと大人になることが希望で、はやく大人になりたくて仕方がなかったこれまでの日々。
こどもにはこどもなりの自由がありますが、私がやりたいことにおいては大人であることが自由につながると思ってきました。

成年年齢が引き下げられたばかりですし、昨日も今日も変わらず高校生。
いますぐに「大人」になれるとは微塵も思っていないです。そもそも大人という言葉自体が非常に曖昧だということも感じています。

けれども1人の社会人として、ようやくスタートラインに立てたような実感はあります。


芸能界に入ってから14年以上経ちました。
これはつまり、仕事をする大人に囲まれながら1人の人間として14年間働いてきたということになります。

24歳で就職していたら、もう40歳に近いくらいの時間仕事をして過ごしているのです。スタートが3歳だったというだけで。自分でもかなり長いなぁと思います。

企業に就職するのとは全く違いますが、社会に出るという大きな捉え方をすれば同じことです。


こどもだろうが仕事をするからには私には責任がある。いち社会人として仕事を全うしなくてはならない。

芸能の仕事をはじめて間もないこどもの私に、両親が私に繰り返し教えてくれたことです。
本当に大切なことを、幼い私にきちんと伝えていてくれたことを改めて幸せに思います。


仕事をしていれば、当然大変なことやつらいこともあります。理不尽に感じることだってありました。
しかしながら、それを大きく上回る楽しさや喜び、充実感を感じて芸能界をやめることなく今日まできています。

これは、私がお仕事で携わる方々に本当に恵まれていることと応援して見守ってくださる方々の優しさが起因していると思います。私ひとりの力ではないです。

感謝の気持ちでいっぱいで、常日頃からどうしたら恩返しできるものかと考えています。

そしていつも同じ結論にたどり着くのです。私がもっともっと活躍して、多方面に私のことが知れ渡って、私を支えてくれる人が「奥森皐月」と関わりがあることを誇れるようになること。

自分でもキモいと思いますが、この結論には11歳くらいの頃からたどり着いています。じゃあもっとはやく活躍しろよ、という話なのですが。

ここで「こども」が少し足枷になることに直面します。
あくまでも、学生(特に義務教育)のうちは学生が本分であるということ。

私がいくら仕事を頑張りたいと思っても、まずは小学生・中学生を全うしなくてはならないのですよね。とても当たり前のことです。

当たり前だとはわかっていても、悔しさを感じることが何度もありました。もっと挑戦したい、もっと働きたいと思っても現実的に不可能なので仕方がありません
そのような局面が訪れるた
び、「はやく大人になりたい。たくさん働いてみたい」と思うのでした。


今思い返すと、私は未成年を全力で走りきれたと思います。
若干の不自由も活かして、「そのとき」にしかできないことをすべて「そのとき」にできました。

なりたい、やりたい、と思うこともほとんどできました。

お芝居をして、歌って踊って、自分の言葉で話して、憧れていたおはガールになれて、会いたかった人にも次々に会えて、モデルのお仕事もできて、冠番組が持てて、「好き」がどんどんお仕事に繋がって、文章を書くお仕事もいただけて、大きな目標だったラジオパーソナリティになることもつい先日叶いました。

自分でも驚くほど、思ったとおりに人生が進んじゃっています。もう少し停滞することも想定していましたが、見くびってはいけませんね。


ここからは、また新しい旅に出るような気持ちです。
今までの延長線上ではありますが、志も目標もより高く猛進するつもり。

「頑張ります」も「努力します」も言いません。言葉よりも行動で示す方がカッケーので。
私はいつだってカッケーかどうかを重視します、今後はもっとカッコよくなりたいよ。なるよ。







18歳の誕生日を迎え、両親から一冊の本をプレゼントして貰いました。

これは、母のお腹に私がいる頃の半年間の日記・記録の本。可愛いデザインとおもしろい文章で、私がまだ見ることのできなかった世界が1冊に綴じられています。最高にイカした家族です。

ボリュームたっぷりなのでまだ読みきれていませんが、ひとつ印象的な部分がありました。


「生まれてきた子に将来こんな職業を選んでほしい!なんて希望はあるか」という項目にて。

父「どの職業というのはないが『スペシャリスト』になってほしい。あとは充実感を持てる仕事をしてもらえば言うことなし。」
母「『手に職』とは思う。一生同じ仕事はいまの時代無理。とにかく、状況を素早く判断して臨機応変に、自立できれば何でもよし。」


とのこと。私の大好きな父と母らしい答えだと思いました。
世の中には、子の望むことに対して反対する親がたくさんいるのに。そのような考えが一切なくて、本当にこの父と母の元に生まれることができて幸せだと改めて感じます。

これに限らず、父と母のシンプル且つ自由な発想や考えは私の根幹にあり、最も影響を受けている人物であることは間違いありません。いいプレゼントを貰いました、一生大切にする。

たくさんの愛と優しさと厳しさとお笑いを私に与えてくれてありがとう。
特にお笑いをありがとう。

胸を張ってスペシャリストを名乗りたいし、大型台風がきてもビクともしないくらい自立したいです。します。





誕生日ブログは今年で4回目。
「十五志学」「破瓜之年」「未成年者」ときて「前途洋洋」です。

なんだかんだLINE BLOGも5年くらい更新し続けているなぁ。
どの時代の私もそこそこおもしろいから、もしよかったら昔の記事も読んでくださいな。無料だし。



やりたいことは全部やるし、大好きな芸能の仕事で生きいくことを目指して今日からも進んでいきます。まだ高校生ではあるのですが。
どんなお仕事も頑張りたいので、何でも奥森皐月にやらせてください。

18歳になった奥森皐月も応援してやってもいいぜ、という方は引き続き宜しくお願い致します!


↓水曜日までは奥森皐月(17)のラジオが聴けます、タイムフリーでぜひ。