大教のスコアラーがくからバトンをもらいました、4回ssdfのりょうです。彼は緩急あるプレーだけでなく、ツッコミまでキレキレなところを見ると大阪魂が宿っているのでしょうね。人間はないものねだりな生き物で、彼のそういうところも僕は羨ましく感じるものです。勝ち目のない陽キャっぷりはおいといて、せめて1.1ではこてんぱんにやっつけてやろうと勝手に闘争心を燃やしています。



さて、リーグ戦に向けて書いていきます。以下少し自分語りな前置きからになっていますがお付き合いいただけると嬉しいです。


僕はこれまでの人生常に優秀な兄と比べられてきました。水泳も空手もバスケも先に結果を残してきた兄と同等もしくはそれを超える成果を出したときはじめて認められる環境。素行が悪い割に勉強もでき、すんなりと難関校に合格した兄を基準に「真面目なあなたはもっとできて当然でしょ」と無言の圧力を受ける学習面。兄が示す綺麗な文字や上手な絵、優れた文才にも劣ってはいけないのだと、芸術面でさえ周囲からの視線が気になって、無意識のうちに僕自身も兄との比較、周りからの見え方ばかり気にするようになりました。

僕の根底には周りと比べて自分はどうかという評価基準が根強く残ってしまっていて、勝ち負けよりも、そこで自分はどうだったかという内容にフォーカスしてしまいます。もちろん本気で勝ちにいってるし、負けて悔しくないわけじゃない。その一瞬一瞬のために精一杯練習もしてきたつもり。でも、時に悔し涙を、時に嬉し涙を流すチームメイトを見ると、その時の感情よりも今終わったばかりのプレーを振り返る冷静で少し冷たい自分自身に気づいて心が軋む音が聞こえるんです。自分の良し悪しに無意識に焦点を当ててしまう、ある種自分勝手な気持ちが逆に、自分がちゃんとしなきゃって自分自身への暗示になって、頼りになるチームメイトばかりなのに、チームスポーツなのに、頼りきれず自分に負荷をかけその不安を押し込めて無理に笑って自分自身を誤魔化していました。
特に4回生になって自分が、自分たちがひっぱっていかなきゃって思えば思うほど、そういうお前自身はどうなんだって余計に自分を客観視する機会が増え、がんじがらめになって身動きがとれなくなっていました。みんなをまとめてひっぱっていくリーダーに僕はまだなれていないから、不甲斐ない姿を今後も見せてしまうと思うし、頼りにならないこともあると思います。でも前進し続けようという思いとそのために頑張ろうという気持ちはたしかにあります。だから、もう少しの間力を貸してください。チームスポーツなのに、本当の意味ではチームで戦えていなかった僕個人の、今年の目標は1人で抱え込まずにチームメイトをもっと頼って、チームで勝つこと。自分がどうのこうのじゃなくて、その瞬間を、勝って笑うみんなの横で心から笑えるように。



次ははるなです、2回生とは思えない堂々とした佇まいからはどこか風格を感じます。きっと周りから見えないところでも努力してるからでしょうね。そんな彼女の熱いブログに期待してバトンパス