日光奥鬼怒 湯沢~イノマタ沢左岸尾根

 

 期日:2025.7.25(金)

 メンバー:藤枝、小倉

 

 コースタイム:(晴)夫婦渕温泉P5:50-6:10噴泉塔入口-6:25小湯沢出合-8:25大滝-9:25二俣(1530m)-10:00終了点10:10-10:35手白峠10:45-イノマタ沢左岸尾根下降-12:10林道-12:35夫婦渕温泉P

 

 噴泉塔入口のつり橋を渡り鬼怒川本流に降りる。水量の多さと濁流に不安を抱えつつ小湯沢出合着。予想どおり水量の多さにびっくりしながらも入渓。

 通常ならシャワークライミングを楽しみながら遡上するが、水流中のホールド、スタンスの確認も難しく、水圧に押し戻されるありさま。直登を諦め多くの滝を巻きながら遡上した。

 

 巻いてばかりでもつまらないので、積極的に釜に入り、登れそうな滝はできるだけ取付いてみた。樹林帯の中なので日当たりもなく寒くなり、太陽の光を求めて休憩する。

 

 

 今までの山行で大滝と思っていた滝はだいぶ手前の滝であると判明し、水流の多さに直登不能と判断し右岸を大きく高巻いた。

 

 上流になるにつれ水量も少なくなり、快適に滝を直上するが大滝とその次の2段8m滝は左岸から巻く。

 

 その後はナメやナメ滝を楽しみながら遡上する。 

 

 

最後の二俣(1530m)は左へルートをとる。右の沢に入ると泥付きの登りとなるので注意。

 この滝と次の滝を直登すると10m位の滝がある。左岸から高巻き、その後はナメ滝を3個ほど越えて右のナギに入って終了。

 

 

 手白峠を経由し1799mピークの北側の小ピークから登山道を離れ、イノマタ沢左岸の尾根を下る。幸い前回のGPS軌跡を消去していなかったため、地形図の確認もせずに楽に下れた。

 笠間では35℃を越える気温にもかかわらず、夫婦渕温泉付近では22℃という気温に驚いてしまった。

 この沢の下山ルートは、噴泉塔経由、手白沢温泉経由、イノマタ沢左岸尾根経由と時間に合わせてルート選定できるが、小湯沢左岸尾根も下れるのではないかと思い、機会があればトレースしてみたいと思っている。