谷川岳(芝倉沢~一ノ倉岳~谷川岳)

 

 期日:2024.5.12(日)

 メンバー:藤枝

 

 コースタイム:(曇り)インフォメーションセンターP4:00-5:00一ノ倉沢出合-6:00芝倉沢出合6:20-9:20稜線-9:35一ノ倉岳9:50-10:50谷川岳(トマの耳)11:00-西黒尾根-11:50ラクダの背12:05-13:20西黒尾根登山口-13:35インフォメーションセンターP

 

 マチガ沢、一ノ倉沢、幽ノ沢、どの出合にも残雪がなく今年の雪の少なさがうかがえる。「芝倉沢の雪渓は稜線までつながっているだろうか?」と心配しながら出合着。幸い出合のすぐ上から残雪があり、アイゼンを着け、ストックをピッケルに持ち替えて登りだす。午後から曇りという天気予報だがすでに稜線はガスに覆われている。

 このコースは好きなコースの一つである。出合から稜線まで雪渓がつながっていることが最高。

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 登りだしてすぐに大きく左に曲ると正面にだいぶ先まで続く雪渓が見えてくる。あの突き当りを右に入り、狭いノドを過ぎ、正面の稜線を目指せばよい。アイゼンが効いて気持ちよく登れる。傾斜がきつくなると足首が痛く斜登行を繰り返す。

 

 昔は会の6月雪上訓練は芝倉沢で実施していた。このルートは結構急斜面もあるので上り下りの訓練にはもってこいである。ロープワークやグリセードの練習もできるなどと考えながら登る。

 

 

 いつの間にかガスも切れノドを過ぎたところで休憩。稜線まで雪が繋がっていなく残念。しばらく登っていくと一番右側(武能岳寄り)が繋がっていたのでそこから稜線に出て一の倉岳に向かう。

 

 

 谷川岳へは夏道通し。風が強く土合側はガスっているが湯沢側は展望良好。

 

 

 

 西黒尾根は最初の降り口に残雪があるのみ。すっかり雪が消えた尾根を下り、ラクダノ背で最後の展望を楽しんでから下山した。