先日、また住宅リフォーム番組を見てしまいました。

例の“なんということでしょう”です。


いつ見てもツッコミどころ満載の内容です。


ツッコミどころをおおまかに書くと

◇ 築年数150年超え・柱は木造の石造り構造

◇ 共同住宅メンテナンス・腐食箇所発見 虫喰い

です。


それでは元不動産営業マンの視点からツッコンデいきます。


まず一番重要な問題は築年数です。

築150年超えで耐用年数はいつまでなのか?

ほぼ全面改装で費用約1000万円もかけてしまって

あと何年間住めるのか?

今後予想されるであろうメンテナンス費用はないのか?



私がリフォームを相談されたら

基本的に「止めたほうがいいですよー」と言って

色々説明してお断りします。



依頼者がそれでも絶対にリフォームするというのなら

今後起こるであろうリスク・問題を伝え、

同時に配管・排水・地盤“敷地と接している道路等”で

最低限の調査はします。



配管・排水・地盤の調査理由は配管排水の腐食から地面に空洞が

できていないか心配だからです。

最悪のケースですが長年放置されていたら建物が倒壊する危険もあります。



次に構造、共同住宅メンテナンス等です。

上記のように耐用年数が心配なのとメンテナンスは

どうなっているのかという不安があります。



今回リフォームする一室で問題が発生していましたが

他の部屋は問題ないのか?

例えば下の階で大規模な問題が発生していれば

上階にも大きく影響がでます。



建物構造上に重要な部分が腐食していたら・・・

誰が責任を取ってくれるのでしょうか?

築年数150年超えの住宅で責任追及できないでしょうね




そしてこれは築年数のたった住宅回全般に言えることですが

事前調査の甘さが目立ちます。



例で書きますと

◇ 内壁をはがしたら柱や筋かいが少なかった・腐食していた

◇ 構造上危険な状態だった…

◇ 水廻りが腐食していた

など


共通するのは施主がリフォーム会社に対して

“見つけていただいて感謝します”と言うオマケ付き



ズバリ言いますが上記内容は住宅工事関係の人間が見れば

事前に分かりますし築年数から大体予想ができます。




私が持っている常識

木造住宅の水廻りは10年以上経過していれば

シロアリ発生の可能性が高い

お風呂周辺の木部は腐りやすい

ある年代の建売住宅は欠陥住宅が多い

その他、排水、配管関係などあげればいくらでもあります。




それをさも“予想していなかった問題”のように発見して施主に

代金を上乗せする

もしくは工事箇所の見直しをする



築10年以上でも疑うような問題を築30年超え住宅で

予想もしないでリフォーム見積もりしていることなど

信じられません。



本当にいつ見ても驚かされます。








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