4. ふっ素の流れ 分析法
《論点》
流れ分析法の追 加

《改正案の内容》
・適用可能とした。ただ し FIA 法を用いる場合に は流出液を塩酸で中和す る旨を記載した

《改正の必要性課題・問題点等》
改正
適用可能だが、FIA 法につ いて、蒸留操作後の中和 には、硫酸ではなく、塩 酸を用いる必要がある

5. ふっ素のイオンクロマトグラフ法
《論点》
告示別表と JIS 法の整理

《改正案の内容》
・別表第 6 を削除した

《改正の必要性課題・問題点等》
改正
別表第 6 と日本工業規格 K0102(2016)34.3 が重複す る内容であるため日本工 業規格で引用できること については、極力引用す べきと有識者より助言を 受け、検討会で方向性が 示された

6. 六価クロムの 流れ分析法
《論点》
流れ分析法の追 加

《改正案の内容》
適用不可とした (日本工業規格 K0102(2016)65.2 に定め る方法(65.2.6 定める 方法を除く)とした)

《改正の必要性課題・問題点等》
改正

7. 六価クロムの 比色分析法
《論点》
妨害物質を含む 場合、濁りや着色 がある場合の対 応

《改正案の内容》
・逆添加法を基本的な分 析法とし、別表第1とし て追加した 
・従来の分析法では、添 加回収実験を行い回収率 が 80~120%であること を確認した場合に適用で きるとした 
・濁りや着色がある場合 には適用できないことを マニュアルの留意点に記 載した

《改正の必要性課題・問題点等》
改正 
・妨害物質を含む場合に逆 添加法が有効な場合が多 い 
・従来の分析方法では回収 率が著しく悪い試料が非 常に多い 
・濁りがある場合はろ過操 作を行う必要がある

次回に続きます。

参照:環境省

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