最近涙もろく、テレビのちょっとしたシーンでティッシュを10枚ぐらい使う。
昨日は、
若年性認知症の奥さんが同じことを何度も繰り返して話すことに対して、そのご主人が
「その話、何度聴いても面白いね」
と返す。
というのを見て、ボロ泣き。。。
なんて優しいの。゚(゚ノД`゚)゚。
そのくせ、現実に人が泣いてる時は、自分は泣けない。
先日も、母から電話があって、
祖母が骨折したという。
祖母は今施設にいるけど、その施設で介護さんに落とされて、大腿骨を骨折した。
しかも、午前中に事故ったのに、医者に見せたのが午後3時半。連絡があったのが夕方。。。
高齢なので(96歳)、手術はできず、そのまま腫れが引くのを待つしかないそう。。。
もともと認知症+失語症だったけど、歌も歌えたしたまに回路がつながって会話にもなってたのに、今はもう寝たきり。
炎症のせいで微熱が続いてるので、解熱剤(鎮痛剤?)を飲まされてるみたいだけど、そのせいでほとんど眠っていて、話しかけてもほとんど反応しなくなったという。
母と祖母は、お互いの依存度が高く、母は結婚してからも一日一回は祖母と電話していたし、里帰り率も半端じゃなかった。(認知症が始まってからの介護は私任せで連絡もなかったけど、それはきっとそんな祖母を母は受け入れられなかったんだと、今ならちょっと理解できる)
今、祖母は段階としてターミナルに来ているけど、母はそれを受け入れようとしては、くじけそうになっていて、気持ちが溢れてしまう時、私に電話を掛けてくる。
父には相談できないし(祖母は他人だし、典型的な男脳の父は母を責めることがある)、私の妹はちょっとキツイ子で母がメソメソしそうになるとイライラして電話を切ってしまうし、弟はきっと現状の理解すらできないから、私という選択になるみたい。
私は黙って話を聴いてるんだけど、時々母がブフっとなって声のトーンが変わる時がある。
この前は、
今、何で笑ったの?
と聞いたら、
泣いてるのよ・・・。
と返されて、あら・・・と思ったけど。
母にとって身体の一部のような祖母が、いなくなるかもしれない今、母の心のよりどころは、実家の猫だったり仕事だったり娘だったりするんだなぁと、長い話を聴きながら思う。
ただ、その長話の中で、なんだか、いかだ上りの競技の話も出てきて、よくわからないけど母はそれに参加するらしい。
祖母のお見舞と仕事の間を縫って練習がどうとか言っていた。
いかだで川を上るらしい。
なぜいかだ?
なぜわざわざ上るのか?
なぜ母がそれに参加するのか??
色々謎だけど、突っ込むと話がもっと長くなるから、長くなるとスマホが熱くなるから、黙ってふんふん聴いてる。
私も、祖母がいなくなった時を思うと、懐かしかった2人暮らしの時のことを思い浮かべて、一人で泣けてくることもあるし、祖母に会いに行って反応が昔と違うのを目の当たりにすると辛くなることもあるけど、母の前では泣かないと決めている。
祖母が骨折する前は、認知症は進んでも元気だし食べるし、死ぬ気がしないなぁ・100歳までは余裕だろうなぁってぼんやり思ってたけど、今は違う。
学生時代に、特養老人ホームで非常勤の介護のバイトをしてて、祖母みたいになった寝たきりの人をたくさん見てきた。その時私が配属されていたのは最重度のフロアだったから、天国に一番近いフロアだった。
寝たきりになって、口から物を食べられなくなったら、天国に近くなる気がする。
祖母にはなんとかこの夏を乗り切ってほしい。
来週は祖母の97歳の誕生日。
もうプレゼントは買ってある。
〆