ブログネタ：雪合戦、雪だるま、かまくら 雪が降ったらやりたい遊びは？
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鹿児島の田舎では 雪遊びなんて できなかった
鹿児島の田舎では 雪遊びなんて できなかった
雪が降っても 陽が差すと
すぐ 溶けちゃうし 
こっちに来てから 雪が降る日は わくわくしてた 
でも ひんやりして 寒いの 我慢できない
足は じんじんしてくるし
指先は めちゃ 冷たいし
指先を 手のひらで ぎゅっと あったためながら
歩くと 変なところに力が入って
雪の降った次の日は
あちこち 筋肉痛
雪で 遊ぶ 
それどろじゃない 
こんな程度の 雪じゃ 雪だるまも作れないしね 
猫と一緒に コタツに入って ぬくぬく
ワンコは 外に出たそうだけど
こんなに 寒いと 心臓に悪いし
救急車も なかなか これないよ 
この辺は １０センチも積もったら
車の通行量が ぐっと 減るからね 他所のブログで 雪ウサギが 載せてあった
かわいい 
いいなぁ いいなぁって 思いながら 見てた
更に どかっと 降ったら
でっかい 雪ウサギに 変身してた 
おぉぉ 
すごいョ～～って 思ってたら
次の画像では
近くにつながれていた ワンちゃんに壊された 
カル～ク ショック 
子供の頃から 心臓が弱かったから
こんな 寒い所で 生活ができるなんて
薬って 偉大だね
田舎で過ごしてた頃の私は
寒い季節は 日が昇り 外気が暖かくなるまで
布団の中
今のように 軽くて 温かい布団じゃなかった
薄くて 重いせんべい布団
囲炉裏のそばで
みのむしみたいに 包まって 昼近くになって
のっそり
学校へ 着いた頃には 給食の時間
ほとんど 授業を受けていなかったし
教えてくれる人も居なかったから
食べるだけ食べたら
当番なんて 言われても 何してよいかわからないし
寒くならないうちに さっさと帰った
学校の思い出なんて
いい思いでもないし 親切にしてもらったこともないし
未だに 同級生とか 同窓会って
ぴんと こない
寒い季節は 学校関係の交流が途絶えてしまいそうだった
それなのに
雪が 降ると わくわくするのは なんでだろう 
春になって 小川のよどみの所に おたまじゃくしが
団子のように かたまってた
すくいとって
流れの方に 放してやっては 遊んでいた
おばあさんが
「親のないもんどうし よりそってるんだから
かわいそうなことすんな」
暖炉のそばのせんべい布団に
みのむしみたいに もぐりこみ
ぎゅっうっと 胸の中を 掴みながら 思ってたこと
いつか 春がやってくる
