2023.4.26


痔瘻手術した左尻が腫れて、今日で6日目。

今回で3回目の肛門周囲膿瘍。


でもやはり以前と何か違う。。

それは、息子も感じていました。


過去に記録していた腫れているお尻の写真を探し出し、腫れた日数をカウントしたり。


今の腫れは、爆破前(自壊)の写真とそっくり。ほぼ同じ場所、同じ大きさ、色、形も。


そろそろじゃないの?!

パンパンなのに。


今日で腫れて6日目。


今回は、痛みはあるものの、全然我慢できる範囲らしい。

強力なネリプロクトを注入してますが。

多分、肛門周囲膿瘍のピーク時には、薬なんてほぼ効きません。


映画見にいったり、遊んだり、学校も今日は行けました。

スタスタ歩けるし、走れます。

血栓性外痔核かと思い調べましたが、ちょっと場所が違う。


肛門周囲膿瘍。

もしかして、中で爆破して枝分かれ??

複雑化??


急に怖くなりました。

息子も同じでした。

診察だけして欲しいと。


学校帰りの息子をつれて、以前お世話になった近所の肛門クリニックへ。


病院長不在の日でしたが、以前診てもらった先生でした。


息子のお尻の歴史を一通り話して、診察。

「再発だね。かなり腫れてるから出したほうがいいね。」

やっぱり再発か。

気持ちの準備は出来ていました。


それを聞いて息子は、涙ぐんでいます。

切開排膿だけは絶対に無理。

あの地獄のような拷問に近い切開は、本当に出来ません。

可哀想で、思い出すのも辛いです。


息子は泣きながら、話を聞いています。

自壊するまで待ちたいと。


先生は淡々と、肛門周囲膿瘍を自壊させるまで待つことのデメリット、痔瘻になってからの大変さを話してくれました。

抗生物質は逆に良くない事、膿は一刻も早く出さないといけない事。


分かっていました。

でも、決心がつきません。


母は、息子にまた頑張ろうとは言えませんでした。黙って息子を見つめます。


先生も看護婦さんも息子にメリット、デメリットを説得しています。


肛門に麻酔を打って、メスでの切開排膿はトラウマになっており、絶対に出来ないと。


ならば、針で穴をあけて、膿をだす処置。

切開排膿よりも、中途半端な処置。

また膿むのも分かっています。


どちらにしても恐怖と激痛です。


しばらくして、泣きながら息子が

「針にする。切開は出来ない。」


中途半端な選択だと先生からも言われましたが、今の息子には精一杯な選択でした。


何でまたこんな辛い処置を。。


息子は何か悪い事した?

神様っているの?

このまま消えてしまいたい。


全て、やめたい。

逃げ出したい。

目の前が真っ暗になりました。