今日もお疲れ様です!

40才からの人生が変わる歯茎健康法。

~グキ活のススメ~

日本グキ活協会 代表

オクチノニオイ歯科衛生士、柳澤弘子です^_^

患者さんからよく聞かれるシリーズ😃

「神経を抜いてる歯なのに、なんで痛いの?」

です。

ムシ歯になってしまい痛みが出ると、神経を抜いて痛みがでないように処置をします。

ムシ歯治療にはあるある処置です。

「小さい器具でなんか歯の中をグリグリされるやつやろ?」と言われますが、それです( ´艸`)

神経を取ったら、歯の痛みは出なくなります。

でも痛みを感じるので、神経抜いのに痛みがあるのがなぜなのか?と疑問になるようです。

答えは

歯の周りの組織には神経が通っているからですー!

噛んで痛い、なんか痛い=「原因は歯」と考えてしまうから、神経がないのになぜ痛いの?と行きつくわけです。

歯周病で歯茎の炎症が起きて、歯が浮いた感じになり噛むと痛い…。

歯に神経がない=無痛まったく痛みを感じないのではありません。

歯グキの炎症が起きると痛みは感じます。

歯の根っこの先に炎症(膿がたまる)が起きると、歯が響くと感じる事もあって、それも歯の神経がなくっても周りには神経が通っているから、痛みを感じるのです。

でも、神経がない事で感じなくなる痛みはあります。

それはその歯に新たなムシ歯ができても痛みを感じません。

だって神経がないんだもん。

「痛み」とは実はセンサー的な役割もあるので、痛みを感じたらムシ歯だと気づけるのです。気づけないからムシ歯がかなり大きくなって被せものが取れたり、歯が折れたりしないと気づけない…。

歯科の定期健診で発見しても、患者さんは気づいていないし、現状は「痛くないからまだ治療はしなくていい」と治療を先送りされる方もいます。

神経がないから痛みはでません。

取れてきて初めて自覚されます。

こうなると抜歯になるほどのムシ歯にまで進行している可能性が高いのです。

折れて来ても神経がないから痛みはほぼなく、でも歯科医側としては抜歯すると診断すると、「痛くないのに歯を抜かれた」となってしまう場合もあったりします。

まとめると

歯の神経はなるべく残す方が良い…

でも取らなきゃならない程になる事もある。

神経を取ったら、またムシ歯になっても気づかない事がヤバイ!

これを定期検診でチェックしてもらうことが大切なのですぞー‼️