無用ノ介①手塚治虫VSさいとう・たかお マンガVS劇画戦争 | 本の匠 ビンテージコミック探検隊

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(ほんのたくみ びんてーじこみっく たんけんたい)

ビンテージコミック(ヴィンテージコミック)とは昭和30年~の新書刊マンガのことです 
このブログは、そんな昭和のお宝マンガ、絶版マンガ、封印作品など探求していきます

私が持っている少年マガジン
を見たら


1969年(昭和44年)3月23日号

当時の値段は60円だった







この時の連載が
「巨人の星」梶原一騎
「あしたのジョー」梶原一騎
「ゲゲゲの鬼太郎」水木しげる
「ほらふきドンドン」ジョージ秋山
「キッカイくん」永井豪
「八ツ墓村」影丸譲也

(角川春樹は、本作に着目し、横溝正史の
原作を角川文庫に収録したと言われている
後の角川映画も、これがないと
生まれなかった?)


と言う豪華なラインナップ!

そして表紙を飾ったのが

「無用ノ介」さいとう・たかを




コレがテレビドラマ時代劇に
なるという事で

1万を越す書類選考と100人を
越す面接を経て抜擢された
デビュー間もない新進俳優
が抜擢された!

名前を伊吹吾郎

後に 「水戸黄門」で長きにわたり
「格さん」を演じてきた俳優の
伊吹吾郎さんである




とにかく漫画とソックリでビックリ
したものである







主題歌を歌うのは昭和の大歌手
『美空ひばり』



日本テレビのテレビ時代劇としては、
初のカラー作品だった!

マガジンは巻頭カラー企画でも
「無用ノ介」を取り上げた



図解「野良犬殺法」でP17も
カラー解説をしている!



ただ残念な事にプロ野球中継の放送が
優先された雨傘番組扱いであり
視聴率も苦戦したとされる


(当時は絶対王者として巨人が君臨
王、長嶋、金田等のスーパースター
を擁していた)


この作品は漫画史の中でも重要
役割を果たしたと思っているのだが


その割には知名度が低い


少年誌でマンガVS劇画の戦いが
おこなわれた記念的作品である


梶原一騎・さいとうたかをのマガジンは
少年漫画を駆逐していくのだった!



マンガは子供が読む物から
大人も読む物に変わってきた

これは日本独自の文化になっていく



詳しくは次週のブログにて!





無用ノ介 【コミックセット】



テレビ時代劇『無用ノ介』


監修は日本映画界の巨匠・
内田吐夢が務め、
主題歌は、昭和を代表する
美空ひばりが歌うなど、
テレビ時代劇史上類を見ない
豪華さも話題を呼んだ。

日本テレビのテレビ時代劇では
初のカラー作品である。

劇画の迫力そのままに、豪快かつ
斬新な殺陣はガンダムの富野監督
ファンだけあってガンダムの元ネタ
が見られます




無用ノ介 DVD-BOX(1)






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