昨日の「第1回チキチキスパイダーマン
カルトクイズ」の答えを発表します
正解者にはプレゼントの発送を
もって正解とさせていただきました
(注)カルトクイズの受付は終了しました
(この後、9・11テロ事件がおこり
世界貿易センタービルが使われた
このポスターは全て回収されて
しまった。確かに、スパイダーマン
の目にも映ってますね)
こちらは削除された幻のTVCM編
世界貿易センタービルの間に…
(これも、すぐ削除されると思います)
今回「スパイダーマン」特集と言っても
映画版でもなければ…
アメコミ版でもなければ…
「日本版スパイダーマン」
について書いてみたいと思います
作者は池上先生
「男組」の漫画家である
これは映画化されている
主人公 流全二郎(二代目)
は、あの人が!
若き日の、舘ひろし
スパイダーマンと男組の組み合わせ
も変なのだが、2巻からはもっと凄い
ことになってしまう!
1巻と2巻は何が違うのか?
途中から、あの「8マン」の
平井和正が原作として
参戦してしまう!
しかも、この時期は
大手出版社とケンカして
筆を折る覚悟
を決めたときだった!
(自分の原稿を編集者が勝手に
手直しをしてしまった事で
もめてしまった)
この時に
あの有名なマガジン編集長
内田勝氏が温情で仕事
をまわしてくれたそうである
内田氏は「漫画なんて!」とバカ
にしていた梶原一騎に名作
「巨人の星」
「あしたのジョー」
を書かせた編集長である
(劇画を確立させた功労者
としても偉大な人だったと思う)
つまり、この「スパイダーマン」
がなければ、「ウルフガイ」も
「幻魔大戦」も生まれなかった
かもしれない?
勝手に内容を変更したと言えば
映画「スパイダーマン」も…
彼女がメリー・ジェーンから
グウェン・ステイシーに代わったが
元々、原作者のスタン・リーは
彼女(グウェン)をピーターの妻にする
予定だったが
休暇中に脚本の代役を頼んだ
ゲリー・コンウェイが
その思惑を知らずに殺してしまったのだ
これには、ファンもビックリだったが
原作者のスタン・リーが一番
驚いてしまった!
だいたい、アメコミは日本と違って
各シリーズごとに、チームで作成するため
つじつまがあわない事
(主人公が死んだり甦ったり)
がよくおこる
スタン・リーは原作者というより
総監督みたいな感じの編集者で
それぞれの漫画に専属の担当
チームを作った
漫画は、個人が創る物ではなく
会社で創る物なのだ
(これがマーベル方式と言われ
アメコミの基本となっていく)
今回の新シリーズ映画
「アメイジング・スパイダーマン」
のグウェンは今後どうなるのだろう?
話を元に戻します
この時期の平井和正は
作家の前途を絶たれた怨念
が渦巻いていて、そのエネルギー
を「スパイダーマン」にぶつけてしまう
そして、この作品は
内田編集長が、平井先生の
好きなように書かせた結果
とんでもないことに
(今だったら絶対ありえない事だろう)
それは…
この続きは
次週のブログにて
全然、本文と関係ないが
「堂本兄弟」でのライブが
かっこよかったので
本の匠コレクション Amazon出品作品
スパイダーマン 作 平井和正 画 池上遼一
サンコミックス 全8巻セット オール初版(昭和51年)
(貴重なサンコミックス版 古い作品なので
強いヤケやシミはありますが中身は良好です)
スパイダーマン [少年向け:コミックセット]
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