友人の勧めでブログ始めました。ラジオ作りを中心にあれこれ書きます。

 ※図と写真を追加しました(20190221加筆)

ラジオ組立技術の通信講座(1960年代)

私が小・中学生の頃はラジオ組立技術講座の広告が雑誌や新聞によく出ていた。

中1の頃『実物大ラジオ模型』に魅かれて、東京電波学会の講座に申し込んだ。

 

この講座の1975年1月の雑誌広告 『実物大の精巧なモデルで実技指導…』

 

その模型厚紙に印刷された部品を組み立てる物で、配線コードはビニールひも

まんがの付録の船や飛行機のように朔で組み立てる紙の模型

しかも、シャーシーの内側のみで、上側にあるはずの真空管などは無し

当然、がっかりした。だまされたと思った。

プラスチック製とかの、もっと豪華なものを想像していたのだ。

5球スーパーラジオのシャーシーの様子(実体配線図)

実物大模型はこんなイメージ、ただしこの図はステレオアンプです

5球スーパーの背面の様子(下側の銀色のアルミの箱がシャーシーである)

 

講座内容は、テキストとして真空管ラジオ編5冊、トランジスター編1冊、ラジオ事典(小冊子)、会員章のバッジ、紙製の実物大ラジオ模型、卒業認定試験問題1ページがまとめて送られきただけ。


紙の模型には失望したけれども、テキスト自体はよくまとまっていた。

ラジオの形式には、スーパー、ストレート、レフレックスの3種があるとか、

電池管1T4による単球ラジオの回路図が載っていたのを覚えている。

 

その頃始めたラジオ作りの趣味は、

その後、進学・就職に大きな影響を与えたのであった。

 

この講座のテキスト1冊がヤフオクに出品されてました。(すでに終了)