お箏を弾くとマッチョ気味になります。


数年前、社中で衣装を揃える為、みんなでデザイナーさんにお世話になったのですが、そのデザイナーさんに言われました。


「先生のとこの皆さんは、先生も含めて、肩や腕や背中が みんな女の人にしてはすごい。😳男性的ですね。」


お箏に作られた体です。😁😵



お箏を優雅だと思ってらっしゃる方々、


優雅だったのは弦が か弱い絹糸だった時代の事、戦前までです。今の弦はテトロンです。

絹糸はすぐ切れるから強く張れませんが、テトロンはギリギリと締め上げます。体重を乗せて弾かねばなりませんから、相当強いです。😳



平成の頃には弦の締め方とか、楽器も海外のパワフルな材の上質なものに変わって来ました。


お箏も緊張感と迫力ある圧倒的な部分を持つようになりました。


今は 昔の「お嬢様芸」ではないのです。



今でも優雅に見えるかもしれませんが、それは舞台での本番の姿、

そこに至るまでの練習に次ぐ練習の間は、実はプロレスチックな、楽器と格闘しているようなものなのです。体も男性的なマッチョになるようです。😱


私も数年前(今より若い時😁)、温泉から上がってドライヤーを使ってる時、


その温泉は後ろにも鏡があった為、「合わせ鏡」になっていました。私自身の背中が見えたのです。


なんかものすごかったですよ。😳

『うわ〜すごい背中やな〜・・・😨』


と、まるで女子プロレスラーみたいな背中にびっくりしました。


あの頃は腕も凄かったですしね。今はぶよぶよですが。😁(笑)


しかしおかげで母の介護をしている時、母を抱えてよいしょと起こしたり、筋肉のおかげで出来ました。💪


いまは怠惰になって筋肉も落ち、爪音がパシャパシャいいだしてショックです。😢握力も腕力も落ちたのかと思います。



三弦を弾く時も、

曲中何拍かお休みがあって、次の音の為スタンバイしている時、弾くつもりがないのに、バチ先が糸に当たって音を出してしまうようになりました。😥


バチをしっかり持って待機する事が出来なくなった感覚があるのです。

地歌バチは重いし大きいので、無意識のうちに手首が重さで下がって来るのかと思います。


ぽちっ、ぽんっ、と、頼りない雑音を出してしまうようになりました。弟子らがお箏を弾いているのに迷惑かけてしまい、本当に自己嫌悪です。😢 出るべきでない所で音を出したら、合奏してる他の人を驚かせるし混乱させてしまいます。うちの弟子どもは弾ける力のある者ばかりだから、私が少々つまらぬミスをしても動じず弾き続けてくれますが、


『はっ、しまった、またバチが糸に当たった!あ〜申し訳ない〜😥』


と、内心よく思うようになりました。

こんな事はなかったのですが・・・

筋肉が落ちた証拠です・・・😭


まだそんな事を言う年ではないのですが、身体の劣化のスピードは人それぞれで、年の順ではないですからね〜😟



一旦レスラーの体型になったものが たるんでくるとどうにもならん。爆

心がたるんでいる証拠じゃ。😨