そのSEに、お花のお稽古をしようと思い、何となく

「お花のお稽古する?教えてあげるよ?」

と言ってみたら


「やりたい!」

と何人か手を上げたので、この前から始めました。


かつて生け花教室もしていましたが、お箏教室と両立出来なくなり、もう20年位前に生け花は廃業しました。それで組織との縁も切れてて一般人ですから、お花代だけで稽古料は無料にしています。もう先生じゃないですからね。今はね。

 


久しぶりにお花のお稽古をするにあたり、調べたら、


必要な花器も剣山も、私がしていた頃より随分高額になってるから、


とりあえず夫の竹細工作品で使えそうな大ぶりな花器と、悩みましたが最初はオアシスでする事にしました。


ハサミも何でもいいから「花バサミ」を持って来るよう言っておきました。



お花は、習ってすぐ活けられるようになる訳ではなく、長年こつこつ学んで、気がついたら腕がついていた、というようなものです。


私などは高校に入った時から習い始めましたが、3〜4人が一緒にお稽古するのですが、昔は主婦もよく習っていたので、その主婦の人達と先生の会話とか雑談がけっこう面白くて勉強になりました。



大人の会話に高校生が入るのは分不相応だから、終始聞いているだけでしたが、嫁姑問題から野菜作りの話とか、聞いてるだけでも退屈はしませんでした。🤭 家政婦は見た!みたいな。(笑)




昔はお茶お花お箏って、生活に何となく有り、自然に抵抗なく身近にありました。




でも今は時代が違いますから、お花のお稽古をしている若い子って、あまりいなくなりました。


昔はバス停などでも、ピンクのビニールの「お花包み」を抱えてバスを待ってる若い女性をよく見かけました。お花のお稽古が終わったら、この「ピンクのビニールのお花包み」に包んで持って帰るので、それを持ってると生け花のお稽古帰りだな、と一目で分かったものでした。



今はどこにもそんな人はいません。おそらく人口減少は、お箏のみならずお花もしかり、でしょうか。




昔 お花教室をしていた頃、初めてのお稽古はどんな風にしていたか?🤔忘れましたね。🤨


まあいい、この子らが生けられるようになればいいのだから。


まずは同じ花器を私も持って行き、活けて、まずはそれと同じように似せて活けてみる、という事をしました。


しばらくはそれでやろうと思います。




しかしやはり生け花のお稽古をするなら、ハサミと花器と剣山は、ちゃんとしたものを持っていた方がいいですね・・・


お稽古が進めば花器を見る目も出来て来るので、新しいのがほしくなれば思い付いたらいいから、


まずは私がオールマイティなのを探してあげなきゃと思います。昔の私のをあげてもいいんですが、昭和のお稽古用の花器だから、古くさいのでね・・・🤔



昭和のでも良い物は今でも使えます。✨


亡くなった私のお花の先生は非常にセンスの良い方でしたから、お任せして選んで頂いたら、50年近く経ってもあか抜けています。今使っています。↓



去年だったか、フリマを見て歩いていたら、5桁はするよという程の花器がなんと500円!!😵

ドキドキしながら飛び付くように求めて帰りました!直径60センチ位のガラスの水盤です。ブルーグリーンの、とても素敵な花器です。


なんとよ。

フリマもたまにはこういうのが出るんです。要らない人には花器など何万円するものでも要りませんからね。


こんなのが全員分あればいいのに。



いやしかし、初めて習うのだから、アウトレットでも新品のを使わせてあげたいですね。



お花も、木のものとお花は買って来て、根締めの草は、うちの庭の「ナルコ百合」を使いました。少しでも出費を抑えさせてあげないとね。

産直の小竹と芍薬で500円位でした。

今お稽古用のお花っていくら位するんでしょう?🤔


かなり前、消費税が5%から8%に上がる時、あの頃は「やがて10%になる」事が前提の8%引き上げでした。


あの頃、私はもうお花はしていませんでしたが、お花の先生方が、

「お花代、1回千円に上がった。花屋さんは、消費税1割になっても上げないから、今回上げさせて、と言った。」

と、話していました。

それまでは確か800円位だったんです。

昔ですからね。

今はいくらなのかな・・・



懐かしいです。お花のお稽古がまた出来るとは。

私も時間と労力と費用をかけて技術を身に付けましたから、約に立てたら本望です。



SEの子らには、お茶のお稽古もちょっと今考えています。やはりお茶は習っておかないと。

半分私の子供みたいなものですから。🤭仕込む楽しみ。🤭