今の季節、お箏を1面車に乗せたままです。立ち立奏台や爪なども一式。

急に弾こうと思い立った時に出来るように。🌸


今日も、夫といつものお店にコーヒーを飲みに行き、行きましょうかとなり、毎年行く所に行きました。そこは古木の大木がたくさんあるので、枝ぶりも花もそれは見事な所です。



そうしたらなんと嬉しい出会いがありました。

高齢者施設の方々がお花見にいらしていて、皆様の前で弾かせて頂ける事になりました!🌸

これですよ、お役に立てて望外の喜び。😍


コロナ前は、市の機関から毎月2〜3ヶ所、高齢者施設に派遣されて慰問演奏に行っていました。


去年の今頃、コロナが5類に入って世の中は元に戻ろうと勢いづいていましたが、

高齢者は感染したら、コロナそのものは恐るるに足らなくなったようですが、その為に他臓器や持病に影響が出る事を懸念していたようで、ずっと慎重な姿勢が続いていました。

なので演奏依頼も、会合等の演奏はぼつぼつ元に戻りつつですが、高齢者施設からの依頼は、まだ待機状態です。


そんな訳で、久しぶりに高齢者の方々のお役に立てた実感を得て幸せでした。🤩💞


楽譜は、春の曲を何冊か持っていましたが、 

さくらさくら、通りゃんせ、蘇州夜曲、庭の千草、荒城の月

の5曲にしました。高齢の方にはとにかく「短く」「記憶にある曲」が原則と考えています。

しかし「庭の千草」あたりで、むずがり始めた方がいらして、
お天気が良かったから暑くなったか、じっとするのに堪えられなくなったか、

ともかく こりゃいかんと思い、巻きをかけて、しかし「荒城の月」はやはり聴いて頂きたいので急ぎました。
私のような古い人間は、ドレミ調弦は時間がかかりますが、ドレミ調弦から陰旋法調弦に変えるのは楽ですし。

とにかく調弦を早く、曲転換を早くしなければお疲れになるから、それが必死でした。😅

普段のゲリラライブならマイペースでいいんですが。😊

でも喜んで頂けて良かったです。😊



この施設に、改めて慰問演奏に呼んで頂けるかもしれない動きでした。🌸
コロナぶりに定期慰問が再開されるかもしれません。良かったです。世の中のお役に立てるなら。


帰りの車の中で
「お一人むずがり出した方がいらしたので、焦りました。(笑)」

と話すと、
「あのおばあちゃん、職員さんに「おしっこ!」って叫んでたよ。職員さん「もうちょっと我慢してね。」って言ってた。(笑)」


春のよき一日でした。🌸😊🌸