ある夜、ローマ皇帝カエサルのもとへ、エジプトからの贈り物が届きました。
豪華な品々のひとつに、見事な絨毯があり、カエサルがそれを広げてみたところ、なんと中から薄絹をまとった絶世の美女が現れました
その女性こそ、世界一の美女といわれているエジプトの女王クレオパトラでした。
美人ではなかったという説もあり、顔はふくれ気味で唇が突き出て出っ歯で、肥満気味だったもといわれています
そもそも、クレオパトラが絶世の美女として語り継がれているのはどうしてでしょう。
その理由の1番はやはり皇帝カエサルを射止めたことにあるでしょう。
「英雄色を好む」とはよくいったもので、カエサルも相当な色好みだったといわれています
そんな彼を射止めたとなると、それはそれは美しい女性だったのだろう、となりますね。
クレオパトラは化粧も上手だったといわれ、スタイルもよく、語学も堪能、その声も有名な楽師でもかなわないほどと、容貌に勝る才芸をもっていたといいます。
そんなクレオパトラは、後世の歴史家たちにはふしだらな女だと言われることも多いのですが、祖国を愛し、祖国を守るために自分自身を武器にしてきた誇り高い女性だったともいえます