古くからの東京人は自分たちのことを「江戸っ子」といって自慢していましたふむ

 

しかし、祖父母の代から3代にわたって東京に住み、かつ他県で1年以上生活した経験がない人は都民のうちたったの16%程度です。

 

昔から、東京に3代住まないと江戸っ子ではないといいますが、そうするとかつては東京人の代名詞だった「江戸っ子」は、全体の2割以下しか現存しない「少数民族」ということになります。

 

現代の東京は、昔ながらの「江戸っ子」と、全国からの移住者が混在してできあがった「新東京人」の都市です。

 

当然、職場でも学校でもそれぞれの県民性がぶつかりあいます。

 

そこから生じる様々なトラブルを避けるためでしょうか、東京人は無感情で没個性的な傾向があります。

 

しかし内面には、「粋」という言葉に代表されるような、短気で早口、宵越しの金は持たない、といった特異な性質を継承しているのですふむ・・