けいちゃん、移植から10年経ちました。
先生「移植から10年経ったので、半年ごとの検診で大丈夫でしょう」と。
移植の影響で、糖尿病の心配があり、検査したのですが、結果は、半年後だそうで・・・
そんな、先でも問題ないんだ・・・
たいした事ないんでしょうね。良かった
毎年、12月に小児科病棟にクリスマスプレゼントを持って行っています。
入院していた病棟には、このクリスマス時期にしか行かないのですが、10年経っても壮絶な入院生活が蘇り涙・・・。
大部屋で、子供たちが話していた言葉を思い出し、何とも言えない気持ちに。
「お家に帰りたい」
「小学生になりたい」
「ノーマスクで歩きたい」
「早く大人になりたい」
「友達に会いたい」
「お兄ちゃんに会いたい」
息子が病気になるまで知らなかった、当たり前だと思っていたことが、子供たちの願いでした。
くまさんの壁紙で、すごく可愛い病棟なんですけど、それがまた悲しくなるんです。
泣き虫の私は、小児科病棟の前でシクシク泣いてしまいました。
10年経っても、泣けます。
私のこれからの時間は、重い病気の子供たちやその家族のために使いたいな~と思うのです。
入院する前のけいちゃん
無寝室でのけいちゃん
抗がん剤治療の影響で、人相も変わってしまいます。
ほとんど、横たわっていて、起き上がる事はありませんでした。
食事も食べたい気持ちはあって、時間になると起き上がり、スプーンを持ちますが、結局一口も食べません。
看護師さんが言うには、口の中がただれて、何を食べても砂利を食べているような感覚なんだそうです。
約2週間、食事はできませんでしたが、高カロリー点滴をしてほしいとお医者さんに言いましたが、1度もしませんでした。(私の記憶では)
私は、素人ながら、このままやせ細って大丈夫なのかなと心配でしたが、それも、先生の考えがあっての事なんだと思っていました。