お二人のドナーさんのコーディネートが始まり祈る気持ちで過ごしました。

 

ちょうど、初雪のころ、私たちに嬉しい知らせが!

 

お一人の方の最終同意が得られたと。

 

最終同意は、ドナーさんのご家族を交えてサインをします。

ご家族の反対で、コーディネートが終了する事も多いそうです。

同意を撤回する事はできません。

よほどの覚悟がなければ、提供意思が固くなければ、同意はできないでしょう。

 

ドナーさんがみつかり、ほっとした気持ち。

いよいよ、ハイリスクな治療が始まるんだという不安。

 

このまま、自然に病気が治ってくれないかな・・・淡い期待。

 

複雑な気持ちでした。

 

でも、このまま進まない訳には行きません。

けいちゃんは、少しづつ

病気が進行しているようでした。

 

腎臓機能も弱まっていましたし、レンガ色の便が出ていました。

時々、高熱も・・・

 

いよいよ、移植に向けて、無菌室体験も始まり、お腹の娘は、24w に入っていました。

 

私は、無菌室で、息子と一緒に憎い病気と闘うつもりでした。

 

一番辛い時に息子のそばにいたかったですし、支えられるのは、母親である私しかいないと思っていました。

 

でも、現実は厳しかった。

 

 

抗がん剤での脱毛対策で、髪を短くしました。

 

右手に持って振り回しているのが、CV。

 

「おかぁさーん!CVの記念写真撮って~!」だって。無邪気なけいちゃんガーン