バル「さてと、ある程度環境が整ってきたしそろそろこのよくわからないものの解析をしてみようかな」
バル「見た感じでわかるのは10年前のものとは思えない保存状態の良さ、不明な物質、雰囲気のあってなさ、ってところしかわからないね」
バル「問題は中なんだよなぁ…中さえどうなってるのか知れたらいろいろ進展するのになぁ～」
バル「!? 開いた!?」
バル「ちょっと怖いけど…中、見てみようかな…」
バル「うわぁ～…落ちたら大変なことに…」
ｶﾞｺﾝｯ!!
ﾄﾞﾎﾞﾝｯ
バル「う、うわあああああぁぁぁぁ……」
バル「…ここは…？」
バル「色とりどりのパネル…データ管理施設かな。10年後にも健在する優れものだね」
バル「さっきのわからないものといい、このデータ管理施設といい…10年前には既にこんなハイテクなものがあったと…？」
バル「と、とにかくここがどこなのか手掛かりになるものを探そう」
バル「……えーと…なんだこれ…？」
バル「10年前とは思えない…なんだこれ…10年後の時代でもこんなもの見たことないぞ…」
バル「10年前にこんなものがあるならこれを作った者が10年後にいるとなると…」
バル「中を探した結果、これは戦艦でこいつが戦艦のエネルギー源、すなわちコアに当たるわけだね」
バル「流石コア。セキュリティー万全だね」
バル「でも…」
バル「いくら万全でもたかが10年前のセキュリティー。ハックするのは余裕だよ」
バル「さて、ここまできたら目的のものをゲットして帰らないとね。今後の研究に役に立つぞ～」
Android携帯からの投稿