過去の体験を綴っています。

 

 

 

 

駅の通路で倒れてしまったようだ。

貧血だろうか。

 

近くにいた人が声をかけてくれ、
駅員室まで連れて行ってくれた。

 

そして、駅員さんが1人じゃ危ないから

家族に迎えに来てもらうように言われた。

 

駅員室の電話から駅員さんが

夫に電話をかけてくれた。

 

 

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​奥さんが具合が悪そうなので、迎えにきてもらえますか?

 

​あ、わかりました!すみません、すぐ向かいます。

 
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式場近くのこの駅は

夫の職場の駅から

10分程で来れる距離だった。

 

 

 

途中、駅員さんが私に電話を代わってくれて、

 

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​もしもし、ごめん。ちょっと眩暈がして倒れちゃったみたいで。

 

え?何?めいが?映画?笑

 
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このタイミングでふざけるの?

後ろで笑い声が聞こえる。

職場の人たちだろう。

 

私の体調についても、

そして待ち合わせを

ドタキャンしたことについても

何も触れてこず、ふざける夫。


心臓が冷えていくのがわかった。

ああ、大切にされていないな。

 

そして、夫の気持ちがどんどん離れていってることを
ものすごく実感した瞬間だった。


そして絶望した。